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ドコモ、6月10日にiPadを発売、新プランのパケット分け合いにも対応

2014.05.28

Updated by Naohisa Iwamoto on May 28, 2014, 17:50 pm JST

NTTドコモとアップルは2014年5月28日、iPad AirとiPad mini Retinaディスプレイモデルを6月10日に発売すると発表した。iPhoneに続き、タブレットでも大手キャリアが「3社横並び」の製品ラインアップを用意することになる。

ドコモが提供を開始するのは、iPad AirとiPad mini Retinaディスプレイモデルで、いずれも16GB/32GB/64GB/128GBの4モデルを用意する。LTEサービスの「Xi」に対応する。価格はiPad Airが16GBモデルの6万8040円から128GBモデルの9万8280円、iPad mini Retinaディスプレイモデルが16GBモデルの5万5080円から128GBモデルの8万9640円。月々サポートによる割引を相殺すると、毎月の実質負担金はiPad mini Retinaディスプレイモデルの16GBモデルでは0円、iPad Airの16GBモデルでは270円となる(以上、税込み)。

iPadは、ドコモの新料金プランに対応し、パケット通信のデータ通信量を家族などと分け合える。基本プランは「データプラン(スマホ/タブ)」で定期契約ありの場合月額1700円(税抜き、以下同)、ISP料金は300円。パケット通信のデータ通信量を分け合える「データSパック」「データMパック」や「シェアパック10」といったパケットパックに他の端末で契約していれば、基本プランとISPの料金にシェアオプション月額定額500円を加えることで通信できるデータ量をシェアできる。

【報道発表資料】
NTTドコモとApple、6月10日(火曜)からiPadを提供開始

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。