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アップル、「iOS 8」を発表 - Macとの連携強化、メッセージ・通知の改良など

2014.06.03

Updated by WirelessWire News編集部 on June 3, 2014, 15:39 pm UTC

アップル(Apple)は米国時間2日、サンフランシスコで開幕した開発者向けイベント「Worldwide Developer Conference 2014」(WWDC 2014)のなかで、次期モバイルOS「iOS 8」を発表。この最新バージョンには、iOS端末とMacとの連携を高めることを目指した機能の追加などさまざまな改良が加えられているという。


[Apple's two-hour WWDC keynote in 10 minutes - The Verge]

iOS 8では、同時に発表されたMac OSの新バージョン「OS X 10.10」 (Yosemite)との「連続性(Continuity)」がテーマに掲げられており、iOS端末に届いたSMSや着信に、Macから返信・応答できる機能、iOS端末ーMac間での「AirDrop」を利用したファイル共有、ホットスポット機能のシンプル化などの機能追加や変更が行われている。また、通知機能やスポットライト機能の改良、ウィジェットやヘルスケア関連アプリの追加、新たな写真アプリなど、他にも多くの点で変更が加えられている。今回発表された主な追加・変更点は下記の通り。

通知センター
届いたメッセージなどに通知センターから直接返信ができるようになった(対応するアプリを開く必要がなくなった)。また、サードパーティ製ウィジェットを通知センターに追加できるようになった。

Spotlight
これまでiOS端末内のアプリや連絡先の検索に限られていたスポットライトが大幅に強化され、iTunes上の映画や音楽、最寄りの映画館の上映時間、Wikipediaの記事、地図情報など新たに多くの情報の検索が可能になった。

キーボード
予測変換機能が強化され、ユーザーのメッセージ履歴や文脈などを参考に変換時に複数の選択肢が表示されるようになった。またこれまで多くの要望があったサードパーティ製キーボードも使用可能になった。

メッセージ
メッセージのなかに動画や音声を含めて送ることが可能になり、また読まれた後に消えるメッセージ(self-destructing message)の機能も追加された。さらにグループメッセージの受取手から特定のメンバーを外すことなども可能となった。

HealthKit
ユーザーのヘルスケア/フィットネスデータを追跡するアプリ。サードパーティ製のアプリを統合し、ユーザーの一日ごとの健康状態や長期的な変化を把握することが可能に。

Family Sharing
iTunes上で購入したコンテンツを家族間で最大6人まで共有できる機能(すべてのアカウントが同じクレジットカードに紐づいている必要がある)。また、カレンダーやリマインダー、写真、位置情報などを共有できるほか、親が子どもの買い物状況をチェックすることも可能になる。

写真アプリ
PhotoアプリにiCloud上のすべての写真が表示され、複数のiPhoneやiPad上で写真の閲覧や編集が可能となり、編集結果が各端末に反映されるようになる。また、iCloudの料金体系が変更され、5GBまで無料、20GBで月額99セント、200GBで月額3ドル99セントで利用できるようになった。

SIri
「Hey Siri」と端末に呼びかけることで、画面やボタンに触れずにSiriを立ち上げられるようになったほか、「Shazam」の音楽検索機能が統合され、流れている楽曲の題名検索も可能になった。また新たに22の言語に対応刷るようになった。

【参照情報】
Apple announces iOS 8 with widgets and OS X Continuity - The Verge
The 22 most important things Apple announced today - The Verge
Apple announces iOS 8 at WWDC 2014 - CNET
iOS 8 is a major under-the-hood update, Apple provides no hint of a bigger iPhone - GigaOM

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