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デートレイプドラッグ検出器

2014.08.05

Updated by Kenji Nobukuni on August 5, 2014, 18:30 pm UTC

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恋人関係のような親しい関係にあるカップルで、一方がもう一方に性暴力をはたらくことをデートレイプという。各国で問題視されているものの、レイプ事件として取り扱われるのは氷山の一角で実態がよく分からないようだ。

デート中の店などで飲み物に無味無臭の薬物をこっそり混ぜて女性に飲ませ、意識をぼんやりさせた上で暴行をはたらくという手口がしばしばとられるという。2011年にはイスラエルのテルアビブ大学の研究者がデートレイプによく使われる2種類のドラッグを検出する装置を開発しているという報道があった。

pd.idはUSBメモリや昔の細身のiPodシャッフルくらいの大きさのデバイスで、飲み物にひたすと数秒で検査し、ドラッグが混入していれば赤、していなければ緑のLEDライトが点灯する。クラウドファウンディングのIndiegogoを通じて資金調達中で、価格は75ドル、出荷は2015年4月の予定。充電式バッテリーは40回分使用できる。pd.idというのは、パーソナル・ドリンクIDの略だそうだ。

75ドルのデバイスを女性が持ち歩いて、カクテルなどにこっそり入れて薬物を検出するようになるかはよく分からない。だが、混入された薬物を手軽に検出する手段があるということが浸透すれば、抑止力的な効果は大きいに違いない。

【参照情報】
pd.idのIndiegogoのページ
New device tests your drink for 'date rape' drugs
Scientists Developing Date Rape Drug Detector

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信國 謙司(のぶくに・けんじ)

NTT、東京めたりっく通信、チャットボイス、NECビッグローブなどでインターネット関連の事業開発に当たり、現在はモバイルヘルスケア関連サービスの事業化を準備中。 訳書:「Asterisk:テレフォニーの未来

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