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中古スマホ活用スマート・ホーム・セキュリティ・システム、Rico

2014.10.24

Updated by Kenji Nobukuni on October 24, 2014, 17:30 pm UTC

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ポストペイドで最低契約期間が過ぎれば2世代前くらいの携帯電話機が手元に残り、中古市場に出回らない限りは電源につながれることもなくクローゼットの奥などに仕舞われ、忘れ去られる。

しかし、スマートフォンは2年前の製品でも高速なプロセッサ、大容量のメモリーのほか、有線、無線のインタフェース、スピーカー、マイクロフォン、HDカメラ、センサーなどが小さな筐体に詰め込まれていて、2年くらい経過していても立派に動作する。カリフォルニア州パロアルトのスタートアップ、MindHelix社のRicoは中古のスマートフォンに第二の人生を提供する製品だ。

Ricoはスマートフォンがなくても動作するホーム・オートメーション兼ホーム・モニタリング用システムで、各種センサーを内蔵していて、モーション・ディテクター、温湿度計、煙探知機、一酸化炭素探知機などとして使うことができる。しかし、Android2.2またはiOS 6以降の中古デバイスを内部に装着して接続すれば、専用アプリを使って音声コマンド、カレンダー・アラーム、画像認識機能などを付加できる。データはすべてクラウドに送られ、アラートなどは現役の(新品の)スマートフォンなどに届けられる。すべての機能をRico本体にやらせるとなると何百ドルにもなってしまうところを、さまざまなハードウェアや処理能力を中古スマートフォンに肩代わりさせることで価格を抑えることができる。ただし現段階ではKickstarterで資金調達をするなど開発段階で、出荷は2015年11月、価格は120ドルから140ドル程度になる模様。

同時に開発しているRicoスマートソケットは、電源コンセントに接続した電源ケーブルを遠隔でオン/オフできるソケットで、コーヒーメーカー等のタイマー代わりに使ったり、消し忘れた電化製品を外出先で切ったりすることができるそうだ。家庭内にWiFiがあれば、中古のスマートフォンの活路は相当広いに違いない。頻繁に充電しなければならない点が気がかりだが。

【参照情報】
Ricoのウェブサイト
RicoのKickstarterのページ

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信國 謙司(のぶくに・けんじ)

NTT、東京めたりっく通信、チャットボイス、NECビッグローブなどでインターネット関連の事業開発に当たり、現在はモバイルヘルスケア関連サービスの事業化を準備中。 訳書:「Asterisk:テレフォニーの未来

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