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ユニバーサルサービス料金、2015年1月から2円に値下げ

2014.11.28

Updated by Naohisa Iwamoto on November 28, 2014, 16:50 pm JST

通信事業者各社は2014年11月28日、ユニバーサルサービス料金の番号単価を2015年1月1日に改定すると発表した。現行料金の3円(税込み3.24円)から2円(税込み2.16円)に引き下げる。

ユニバーサルサービス制度は、NTT東日本・西日本が提供する加入電話、公衆電話および緊急通報のユニバーサルサービスの提供を確保するために、必要な費用の一部を通信事業者全体で負担するもの。利用者は、電話番号単位で負担する。この金額は2014年12月利用分までは3円だが、2015年1月利用分からは2円へと引き下げられる。

ユニバーサルサービス料金は、電話番号ごとに最大で8円を徴収していたこともあったが、2012年7月以降は3円に抑えられてきた。今回の2円はユニバーサルサービス制度が始まって以来、最低の金額となる。

【報道発表資料】
「ユニバーサルサービス料」の改定について
NTTドコモ
KDDI
ソフトバンク
ワイモバイル
UQコミュニケーションズ

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。