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キヤノンMJ、IIJをMVNEにした法人向けLTEデータ通信サービスを提供開始

2014.12.09

Updated by Naohisa Iwamoto on December 9, 2014, 19:43 pm JST

キヤノンマーケティングジャパン(以下、キヤノンMJ)は2014年12月9日、法人市場に向けたLTEデータ通信SIMの提供を同日に開始したと発表した。モバイルデータ通信サービスの拡充により、モバイルソリューションビジネスの拡大につなげたい考えだ。

キヤノンMJでは、2015年5月のSIMロック解除義務化によるSIMフリーデバイスの普及や企業向けMVNOの参入増加をにらみ、低料金の法人向けLTEデータ通信SIMビジネスに参入する。インターネットイニシアティブ(IIJ)をMVNE(Mobile Virtual Network Enabler)として協業し、NTTドコモのLTE回線を利用した通信サービスを提供する。

料金は定額の4プランを用意する。下り最大150Mbps/上り最大50MbpsのLTE通信が可能な「定額プランL 1G」(月間1GB)が月額3800円、「定額プランL 7G」(月間7GB)が月額5500円。上り下りともに256kbpsの「定額プランライト」が月額900円、「定額プランライト:いちねん」が年額1万円。このほか、定額プランL 7Gで利用できる「データシェアオプション」は1契約ごとに初期費用が2万円(月額費用は無料)、「Biz+サービス」は1契約ごとの初期費用が1万円、月額費用がアカウントごとに300円。Wi-Fiルーターやパソコン、スマートフォン、タブレットにSIMを組み込んだセットモデルの展開も計画する。

法人向けのサービスとして、オプションや各種サービスも提供する。具体的には。IPアドレスで接続先限定ができる企業向け回線制御サービス、データシェアといったオプションの提供、機器とのキッティング(SIM納品)を行った日の翌日からの請求、企業ユーザー向けにシステム管理者を想定したお客さま窓口を用意する。また2015年上期には、ビジネス向けサービスとしてデバイス管理サービスやデータ保存・共有サービス、Microsoft Office 365といったクラウドサービスもメニューに加える。

【報道発表資料】
低コストなLTEデータ通信SIMをビジネス市場向けに提供開始

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。