中国メーカー3社がトップ5入り - 第3四半期の世界スマートフォン販売台数(Gartner調査)
2014.12.16
Updated by WirelessWire News編集部 on December 16, 2014, 12:54 pm JST
2014.12.16
Updated by WirelessWire News編集部 on December 16, 2014, 12:54 pm JST
米調査会社ガートナー(Gartner)が米国時間15日に発表した世界の携帯通信端末販売に関するレポートによると、2014年第3四半期にはスマートホン販売台数で中国メーカー3社がトップ5入りしたという。
同レポートによると、第3四半期に販売された携帯通信端末は、全世界で4億5600万台で、このうち66%にあたる3億100万台がスマートフォンだった。販売台数全体に占めるスマートフォンの割合は前年同期から20%増加。
メーカー別ではサムスン(Samsung)やノキア(Nokia)がシェアを落としたいっぽう、アップル(Apple)やファーウェイ (Huawei)、シャオミ(Xiaomi)、レノボ(Lenovo)などはそれぞれシェアを伸ばしたという。
地域別では、東欧や中東、アフリカなどの新興市場でスマートフォン販売台数が大きく伸び、前年同期比で約50%の増加を記録。先進国市場では米国の伸び幅がもっとも大きく、同18.9%の増加となったいっぽう、西欧では同5.2%の減少となっている。
メーカー別にみると、首位サムスンは同期に約7300万台のスマートフォンを販売したものの市場シェアは前年同期比7.7%減の24.4%に縮小。2位のアップルは「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」の販売が好調で販売台数は3800万台に、市場シェアは0.6%増の12.7%にそれぞれなった。また、3位以下はファーウェイが1590万台、シャオミが1570万台、レノボが1500万台のスマートフォンをそれぞれ販売した。各社の市場シェアはファーウェイが0.6%増の5.3%、シャオミが同3.7%増の5.2%、レノボが同 0.2%減の5.0%となっている。
OS別では、Androidが83.1%を占め、シェアは前年同期比1.1%増。iOSは前年同期比0.6%増の12.7%で、Windows Phone、Blackberryはそれぞれシェアを落としている。
【参照情報】
・http://www.gartner.com/newsroom/id/2944819 - Gartner
・Three of the top five smartphone companies are now Chinese - QUARTZ
・Gartner: iPhone sees growth while Samsung continues to slow, Apple to have record Q4 - 9to5 Mac
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