パナソニック、AndroidとLTE通信機能を搭載したデジタルカメラを国内で限定発売
2015.01.20
Updated by Naohisa Iwamoto on January 20, 2015, 19:45 pm JST
2015.01.20
Updated by Naohisa Iwamoto on January 20, 2015, 19:45 pm JST
パナソニックは2015年1月20日、1.0型の大型MOSセンサーを搭載したコンパクトデジタルカメラ「Lumix DMC-CM1」を、国内で発売すると発表した。LTE通信機能を備え、Android を搭載したデジタルカメラで、写真の編集やオンライン保存、SNSへのアップなどがスマートフォンと同様に手軽に行える。クラウド時代の「コミュニケーションカメラ」との位置づけだ。
DMC-CM1は、デジタルカメラとしては2010万画素で1.0型と大型のMOSセンサーを採用し、ライカの品質基準を満たしたF2.8 LEICA DC ELMARITレンズを搭載する高級コンパクトカメラ。一眼レフ並みの画質をボディ部が15.2mmという薄型でコンパクトなサイズに仕立てた。
一方で、デジタルカメラでありながらLTE通信機能を備え、Android OSで動く。本体上面にあるカメラ切換スイッチをスライドすることで、カメラとAndroid端末の機能を簡単に切り替えられる。プリインストールアプリで画像を編集したりSNSにアップロードしたりできるほか、Google Playからアプリをダウンロードして使うこともできる。
ディスプレイは4.7型フルHDタッチパネル液晶を搭載。microSIMカードを挿すことでLTE、W-CDMA、GSMの通信機能を使えるほか、IEEE802.11a/b/g/n/acの無線LAN、Bluetoothによる通信も可能。OSはAndroid 4.4、CPUはクアッドコアのQualcomm Snapdragon801 2.3GHz。メモリーはROMが16GB、RAMが2GB。
欧州ですでに販売されている製品で、国内では3月20日から2000台限定で発売する。価格はオープン。
【報道発表資料】
・1.0型高感度MOSセンサーと新開発ライカDCエルマリートレンズを搭載 コミュニケーションカメラLUMIX DMC-CM1 限定発売
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