パナソニックは「Firefox OS」、ソニーは「Android TV」- CESでスマートTV関連の発表
2015.01.06
Updated by WirelessWire News編集部 on January 6, 2015, 14:21 pm JST
2015.01.06
Updated by WirelessWire News編集部 on January 6, 2015, 14:21 pm JST
パナソニックが米国時間5日、モジラ(Mozilla)の「Firefox OS」で動作する初のスマートTVをラスベガスで開催中の「CES 2015」で発表した。
[Panasonic adds Firefox OS to latest 4K TV]
パナソニックの最新型スマートTV「Life+Screen 4K Ultra HD Smart TV」は今春発売予定で、モジラにとってはモバイル端末以外でFirefox OSで動作する初の家電製品となる。機能面では、テレビの画面にFirefox OS対応アプリの通知を表示させたり、同OSで動作する他の家電との連携なども今後可能になる見込みという。そのため、この話題に触れたVentureBeatでは、このスマートTVがモジラのスマートホームビジネス参入の足がかりになるのではないかと指摘している。なお、パナソニックとモジラは昨年のCESで、スマートTV向けFirefox OSの開発などで提携したことを発表していた。
いっぽう、The Vergeによると、ソニーは今回のCESで今後同社がリリースするすべてのスマートTVにグーグル(Google)の「Android TV」を採用していくことを明らかにしたという。このソフトウェアプラットフォーム変更に伴い、ソニー製スマートTVには音声検索対応のマイクがついたトラックパッド型のリモコンが付属するようになるほか、Google Castの機能を利用してスマートフォンに保存したコンテンツをテレビ画面に表示することなども簡単になるという。
[Sony's new TVs are super thin and run Android - CES 2015]
【参照情報】
・Panasonic will release Firefox OS TVs later this spring - The Verge
・Mozilla partners with Panasonic to bring Firefox OS to TVs, teases smart home plans - VentereBeat
・All of Sony's new smart TVs run on Android TV - The Verge
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