アップル、中国市場でスマートフォン出荷台数トップの可能性(Canalys)
2015.01.28
Updated by WirelessWire News編集部 on January 28, 2015, 12:08 pm JST
2015.01.28
Updated by WirelessWire News編集部 on January 28, 2015, 12:08 pm JST
2014年10〜12月期の中国スマートフォン市場で、アップルがメーカー別出荷・販売台数で初めて首位の座についたとする報告が米調査会社カナリス(Canalys)から米国時間27日にリリースされている。
同社では、出荷販売台数でアップルがトップになり、2位以下はシャオミ(Xiaomi)、サムスン(Samsung)、ファーウェイ(Huawei)の順になったとしているだけで、具体的な台数やシェアの数字は示されていない。またアップルの首位奪取については、「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」の発売で大型液晶画面とLTEのトレンドに乗ることに成功したなどと分析している。
いっぽう、この話題を採り上げたApple Insiderでは、調査会社カウンターポイント(Counterpoint)が先にリリースしたレポートに言及。主にアジア各国での11月の出荷販売台数を対象とするこのレポートによると、中国ではアップルがシェア12%で3位、それに対し首位がシャオミ(18%)、2位がレノボ(Lenovo、13%)だったという。
なお、Financial Timesでは英国時間25日付で報じた記事のなかで、アップルの2014年10〜12月期のiPhone販売台数について、中国市場が米国市場を上回ったとするUBSのデータを示していた。この記事によれば、中国はiPhone販売台数全体の36%を占め、米国の24%を上回ったという。前年同期の割合は米国が29%に対し中国が22%だった。
【参照情報】
・Media alert: Apple takes top spot in China for first time in smart phones - Canalys
・Canalys says Apple sold more smartphones in China than any other brand over the holidays - Apple Insider
・China buying more iPhones than US
- FT
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