iPhoneの出荷販売台数シェア、世界の主要市場で軒並み上昇(10〜12月期、Kantar Worldpanle調査)
2015.02.05
Updated by WirelessWire News編集部 on February 5, 2015, 12:41 pm JST
2015.02.05
Updated by WirelessWire News編集部 on February 5, 2015, 12:41 pm JST
カンタール・ワールドパネル・コムテック(Kantar Worldpanel ComTech)が米国時間4日、2014年10〜12月期の世界主要市場におけるOS別スマートフォン販売台数に関する調査結果を発表。このなかで、アップル(Apple)iOS端末(iPhone)のシェアが軒並み上昇し、米国では2012年以来の首位に立ったことなどを明らかにしている。
同調査によれば、米国市場におけるiOS端末の販売シェアは前年同期比3.8%増の47.7%となり、同3.8%減でシェアが47.6%となったAndroidをわずかに上回った。米国でiOS端末がAndroid端末をシェアで上回るのは、2012年10〜12月期以来だという。またiOS躍進の要因として、大型画面を搭載する「iPhone 6」および「iPhone 6 Plus」の発売に加え、Android OSを搭載するハイエンド端末のラインナップが充実していなかったことも挙げられている。
いっぽう、iOS端末は日本とオーストラリアでも首位に立っている。日本でのシェアは60.2%でNTTドコモでの取り扱いが始まった前年同期に比べて8.5%減となったもの、他の9ヶ国と比較すると飛び抜けて高いシェアを保っていることが判る。また、オーストラリアではiOS端末のシェアが前年同期比10.3%増の45.1%まで拡大し、シェアが13.8%減少したAndroid端末の43.7%を上回ったという。
欧州の主要各国ではいまだにAndroid端末のシェアがiOS端末を上回っているが、欧州全体ではAndroidのシェアが前年同期比3.8%減の66.1%まで縮小したいっぽう、iOSのシェアは同6.2%増の24.1%まで拡大したという。
このほか、アップルは同期に中国でもシェアを拡大しており、同期のシェアは前年同期比2.5%増の21.5%になったという。
【参照情報】
・Kantar: iPhone beats Android in US/Japan/Australia in Holiday quarter, iPad 'most gifted' tablet - 9to5 Mac
・Apple's iOS tops Android to take first U.S. market share lead since 2012 - VentureBeat
・Apple iOS leads US OS share for the first time since Q4 2012 - Kantor Worldpanel
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