サムスン、MWCで「Galaxy S6」「Galaxy S6 Edge」を発表
2015.03.02
Updated by WirelessWire News編集部 on March 2, 2015, 13:37 pm JST
2015.03.02
Updated by WirelessWire News編集部 on March 2, 2015, 13:37 pm JST
サムスンは欧州時間1日、バルセロナ(スペイン)での「Mobile World Congress(MWC)2015」開催にあわせ、同社製スマートフォン最上位機種の最新版となる「Galaxy S6」「Galaxy S6 Edge」を発表した。
両機種はいずれもAndroid OS(ver.5.0)で動作し、5.1インチの液晶画面、自社製の64ビット「Exynos」プロセッサ、16メガピクセルの背面カメラ、5メガピクセルの前面カメラなどを搭載する点も共通。ただし、通常のディスプレイを搭載する「Galaxy S6」に対し、「S6 Edge」は両側が外側に向かってカーブした曲面ディスプレイを搭載する点が異なる。このほか、両機種は10分間で動画視聴2時間分の充電を可能にする高速充電やワイヤレス充電、指紋認証、モバイル決済「Samsung Pay」などの最新機能の数々に対応する。なお、カラーバリエーションについては、ゴールド、ホワイト、ブラックが共通で提供され、このほかに「S6」はブルー、「S6 Edge」はグリーンが提供される。
サムスンによれば、両機種は4月10日に世界20か国で発売される予定という。また「Samsung Pay」については、米国と韓国で今年第3四半期のサービス開始が予定されている。なお、Bloombergによれば、サムスンは「Samsung Pay」でマスターカード(MasterCard)、ビザ(Visa)とすでにパートナーシップを結んでおり、アメリカン・エキスプレス(American Express)、バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)、シティグループ(Citigroup)、JPモルガン(JP Morgan Chase & Co)などとも交渉を進めているという。
The Vergeでは、サムスンが両機種にマイクロソフト(Microsoft)の「Skype」「OneDrive」「OneNote」の3つのアプリをバンドルして提供する予定とする話も伝えている。なお、サムスンが最新スマートフォンにモバイル版「Microsoft Office」もプリインストールするのではないかとする噂も流れていたが、少なくとも今回のMWCでのデモ端末にはこれらの同ソフトウェアは入っていないという。
[Samsung Galaxy S6 and S6 edge - Unpacked in 60 Seconds - Samsung]
[The all-new Samsung Galaxy S6 and Galaxy S6 edge - Design story - Samsung]
[Samsung Galaxy S6 Edge hands-on at MWC 2015 - The Verge]
【参照情報】
・Samsung Unveils Galaxy S6 to Answer iPhone 6 - WSJ
・Samsung Unveils S6 Phones, Mobile Wallet to Challenge Apple - Bloomberg
・Samsung bundles Microsoft apps on its new Galaxy S6 - The Verge
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