アップル、世界スマートフォン販売台数で4年ぶりにトップに(2014年10-12月期:Gartner調査)
2015.03.04
Updated by WirelessWire News編集部 on March 4, 2015, 11:26 am JST
2015.03.04
Updated by WirelessWire News編集部 on March 4, 2015, 11:26 am JST
米調査会社ガートナー(Gartner)が現地時間3日に発表したレポートによると、2014年10-12月期の世界スマートフォン販売台数で、アップル(Apple)が2011年以来初めてサムスン(Samsung)を抜いて首位に立ったという。
同レポートによれば、アップルは同期に7483万台のスマートフォンを販売し、シェアは前年同期比2.6%増の20.4%に拡大。いっぽう、サムスンのスマートフォン販売台数7303万台で、シェアは前年同期 比9.6%減の19.9%になったという。
ガートナーはアップルの首位奪還について、大型スクリーンを搭載した「iPhone 6」「 iPhone 6 Plus」の爆発的な売り上げの影響を挙げつつ、特に米国と中国での大きな需要拡大があったと指摘し、具体的には米国で88%、中国で56%それぞれ販売台数が増加したとしている。
いっぽう、サムスンについては、最上位モデルでアップルにシェアを奪われたことだけではなく、ミドルエンド〜ローエンド市場でもシャオミ(Xiaomi)やファーウェイ(Huawei)などの中国メーカーの勢いに押されていることが首位陥落の原因として挙げられている。
なお、サムスンは欧州時間1日に最新スマートフォンの最上位モデル「Galaxy S6」および「Galaxy S6 Edgeを発表しており、指紋認証機能やモバイル決済「 Samsung Pay」、非接触充電など最新機能を詰め込んだ端末による巻き返しにも注目が集まっている。
[via CNET]
【参照情報】
・Apple edges out Samsung in global smartphone sales: Gartner - Reuters
・Samsung loses smartphone crown to Apple - CNET
・Apple just overtook Samsung to become the world's top smartphone maker - Fortune
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