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アリババ、スナップチャットへの出資を検討 - 出資額2億ドル、評価額は150億ドルにも

2015.03.13

Updated by WirelessWire News編集部 on March 13, 2015, 15:32 pm JST

メッセージアプリを開発提供する米スナップチャット(Snapchat)が資金調達を進めており、これに中国Eコマース最大手のアリババ(Alibaba)が2億ドルを出資する可能性が浮上したという。Bloombergなどが情報筋の話として伝えている。

スナップチャットは2011年にエヴァン・スピーゲル(Evan Spiegel)氏が創業したベンチャー企業。ロサンゼルスに本拠地を置く同社は、ユーザーが閲覧後に自動消滅する写真付きメッセージを送れるアプリを提供しており、これまでに6億4800万ドルの資金を調達している。また今回の資金調達が成功した場合、同社の評価額はシャオミ(Xiaomi)、ウーバー(Uber) に続く3番目になるという。

Bloombergによると、先月にはスナップチャットが160億ドル〜190億ドルの評価額で5億ドルの資金を調達すべく、投資からと交渉を進めていたとする情報筋の話も紹介されている。ただ、アリババによる投資はこの資金調達とは別に行われるものとされれてもいる。

いっぽう、TechCrunchでは、サウジアラビアの大富豪で投資家のアルワリード王子(Prince Alwaleed)がスナップチャットへの投資に参加するという話も伝えている。同媒体によれば、アルワリード王子の投資会社が先週末、スナップチャットのスピーゲルCEOと会合を行い、「将来的なビジネスに関する協力」について協議を行ったという。なお、アルワリード王子はこれまで、ツイッター(Twitter)やAOL、アップル(Apple)、モトローラ(Motorola)、フォックス(Fox)などにも投資を行ってきた実績のある人物。

【参照情報】
Snapchat Is Raising Money From Alibaba at a $15 Billion Valuation - Bloomberg
Alibaba's $200 Million Snapchat Investment Is Said to Put Valuation at $15 Billion - NYTimes
Alibaba, Prince Alwaleed Go In On Snapchat's $500M Round - Tech Crunch

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