【MWC 2015】サムスン、フラッグシップのGalaxy S6と両サイドが曲面のGalaxy S6 edgeを発表
2015.03.02
Updated by Naohisa Iwamoto on March 2, 2015, 08:19 am JST
2015.03.02
Updated by Naohisa Iwamoto on March 2, 2015, 08:19 am JST
サムスン電子はスペイン・バルセロナで現地時間の2015年3月1日、同社のスマートフォンの最新フラッグシップ機となる「Galaxy S6」「Galaxy S6 edge」の2機種を発表した。4月1日に世界20カ国で発売する。メモリーは32GB、64GB、128GBの3種類。
いずれもフレームには金属を採用。ディスプレイ面だけでなく背面にもゴリラガラス4を採用し、従来からイメージを一新。さらにガラスの下には特殊なフィルムが貼られていて、見る角度によって色合いが変化する。カラーはゴールド、ホワイト、ブラックが両機種共通、S6 edgeにはグリーン、S6にはブルーがそれぞれ加わる。
ディスプレイは5.1インチのQuad HD(2560×1440ドット)SuperAMOLED。CPUは64ビットのオクタコアで、高性能化を図るとともに、従来比で35%の省電力化を実現したという。バッテリーの急速充電も進化して、10分の充電で4時間の利用ができる。ワイヤレス充電にも対応し、Qi規格のWPCと、PMAの2つの規格に対応する。
カメラ機能にも注力している。どんな状態からもホームボタンを2回タップすることでカメラが0.7秒で高速起動する。レンズは1600万画素のメインカメラ、500万画素のインカメラともにF1.9と明るく、動画、静止画のいずれも暗いところでの撮影に力を発揮する。プレゼンでは、iPhone 6では真っ暗に映ってしまうような条件でも、Galaxy S6では人物の表情がわかることをアピールしていた。
S6 edgeは両サイドが曲面のデュアルエッジスクリーンを採用した。今回は、エッジの部分によく使う5人までの情報を登録でき、着信などがあった際はそれぞれの人に割り当てた色がエッジ部分で光る。エッジを右から左へスワイプすると、登録した人の詳細情報が表示される。
企業利用へのアプローチについても言及。サムスンのセキュリティソリューションSAMSUNG KNOXに対応するほか、世界のメジャーなMDM(モバイルデバイス管理)に対応し、安全な企業利用が可能と説明があった。
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