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宇宙をデザインした切手

スペースX、ネット用通信衛星の実験許可を米FCCに申請(Washington Post報道)

Delivering Internet from space...!?

2015.06.11

Updated by WirelessWire News編集部 on June 11, 2015, 13:09 pm JST

イーロン・マスク(Elon Musk)氏率いる民間宇宙船開発のスペースX(Space X)が、衛星を利用して高速インターネットを提供する計画の一部として行うテストの許可を米連邦通信委員会(FCC)に申請したという。米国時間9日付のWashington Postが報じている。

Washington Postによれば、スペースXのこの計画は約4000台の安価な小型通信衛星を地球周回軌道上に打ち上げ、インターネットが普及していないエリアを含めた地球上のあらゆる場所に高速インターネット接続環境を提供するというもの。スペースXはこのテストを来年にも開始し、商用サービスを2020年までに提供したい考えだという。

マスク氏は今年1月、同社が100億ドル規模の資金を投じて低軌道衛星を利用した高速インターネット通信網の構築を計画していることを明らかにしており、同社がグーグル(Google)および大手投資ファンドのフィデリティ(Fidelity)からあわせて10億ドルの資金を調達したことも複数の媒体で報じられていた。

なお、通信衛星を利用したインターネット網構築計画については先ごろ、衛星開発を進めていたグーグルやフェイスブック(Facebook)がプロジェクトを中止していたことも報じられていた。いっぽう、複数の媒体によれば、ヴァージングループ(Virgin Group)創業者のリチャード・ブランソン(Richard Branson) 氏が取締役を務めるワンウェブ(OneWeb)でも同様の計画が進められているという。

【参照情報】
SpaceX founder files with government to provide Internet service from space - Washington Post
SpaceX applies for FCC approval of space Internet plans - Slashgear
Elon Musk’s SpaceX reportedly files with the FCC to offer Web access worldwide via satellite - TNW

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