freetel、月額299円からの使った分だけプランとWindows 10対応などの新端末を発表
Only pay for what you used
2015.06.22
Updated by Naohisa Iwamoto on June 22, 2015, 21:54 pm JST
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2015.06.22
Updated by Naohisa Iwamoto on June 22, 2015, 21:54 pm JST
freetelブランドでSIMロックフリースマートフォンおよびモバイル通信サービスを提供するプラスワン・マーケティングは2015年6月22日、月額299円から利用できる新プランと販売チャネル、ハードウエアのそれぞれの展開について発表した。
▼OSにWindows 10を採用した4.5インチ液晶タイプのスマートフォン「KATANA 01」
同社では今後のサービス展開を、SIMロックフリー端末と通信サービス(SIM)、販売チャネルを一体化して提供する通信キャリアとして「SIMフリーキャリア」と名付け、新ブランドとして大文字になった「FREETEL」を披露した。SIMフリーキャリアとしては、自社独自のレイヤー2接続をベースとした通信サービスを7月15日に提供開始する。
新サービス「FREETEL SIM」の料金プランは、先に月間のデータ通信量を決める一般的なプランと異なり、実際に利用したデータ量に相当する料金プランの料金が請求される「使った分だけ安心プラン」となる。データ専用の場合は、高速データ通信が月間100MBまでで月額299円と格安でサービスを利用できる。その後、1GBまでは月額499円、3GBまでは同900円、5GBまでは同2140円、10GBまでは同2470円で、利用したデータ量に応じて支払い額が決まる。SMS付きの場合はデータ専用に月額140円加算、音声通話とSMS付きの場合は同じく月額700円の追加で利用できる。音声付きでも月額999円から利用が可能で、10GBまで使った場合でも3140円と、パケットプランだけで2GBで月額3500円かかる大手キャリアの新料金プランより格段に安く利用できる。
販売チャネルは、ヨドバシカメラの店舗内に端末とSIMをセットで契約して持ち帰りが可能な店舗内コーナーを展開する。まず7月15日にヨドバシカメラマルチメディアAkiba、同横浜、同梅田の3店舗にコーナーを設置し、9月までにヨドバシカメラ全23店舗にコーナーを設置する計画だ。また8月下旬にはティーガイアの「スマートラボなんば戎橋店」にもコーナーを設置する。
端末は、同社が「フルラインアップ」とする提供計画を発表した。Windows 10をOSに採用した「KATANA 01」(1万9800円を予定)と「KATANA 02」(2万9800円を予定)は、調整が付き次第、発売日を発表するという。これらのWindows 10端末では、ダイワボウ情報システムとの協業による法人向け市場の展開を推進する。また日本品質を追求し、グローバル展開を計画する[SAMURAI」シリーズでは、中価格帯の「雅(MIYABI)」(1万9800円を予定)、フラッグシップの「極(KIWAMI)」(価格は未定)を用意する。さらに、AndroidベースのSIMロックフリーフィーチャーフォンとして、「Simple」(5980円を予定)などをラインアップする。
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