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アップル、「Apple Music」楽曲使用料の支払い方針を転換 - テイラー・スイフトの声に対応

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2015.06.23

Updated by WirelessWire News編集部 on June 23, 2015, 10:43 am JST

アップル(Apple)がまもなくサービスを開始する音楽ストリーミングサービス「Apple Music」 について、音楽レーベルやアーティストへの楽曲使用料の支払い方針を一部変更する考えを明らかにした。人気アーティストのテイラー・スイフト(Taylor Swift)による批難の声を受けた動きとされている。

スイフトは先ごろ、「Apple Music」での楽曲使用料について、無料トライアル期間(3ヶ月)中に配信された分は支払わないとするアップルの方針を批難し、自身の最新アルバムを提供しない考えを明らかにしていた。それに対し、アップルのエディー・キュー(Eddy Cue)上級副社長は「アップルは、アーティストが常に楽曲使用料を支払われるようにするつもり」「Apple Musicはアーティストに対し、無料トライアル期間中も楽曲使用料を支払う予定」とツイートした。

Re/codeによると、キュー氏はティム・クック(Tim Cook)CEOと話し合いを行った上でこの方針転換を決めたという。またスイフトや小規模レーベル関係者らの抗議の声が、方針転換を決定する要因となったと説明している。

「Apple Music」では、楽曲の権利保有者との売上分配について、サービス利用料金(月額約10ドル)のうち最低でも71.5%が音楽レーベルなどにわたることになるとされていたが、無料トライアル期間については、アーティスト側に曲の使用料が支払われない方針となっていた。これに対しては、テイラー・スイフトのほか、アルバムのダウンロード売り上げの減少を懸念する小規模なレーベルなどから抗議の声が上がっていた。

なお、無料トライアル期間中の楽曲使用料支払いについて、有料サービス移行後と同様、ストリーミング回数に応じたものになるものの、算定の元になる規準は別のものが使われることになる見込みという。

【参照情報】
Apple Says It Will Pay Taylor Swift For Free Streams, After All - Re/code
Apple now says it will pay artists during Apple Music free trial - The Verge
Apple, After Criticism From Taylor Swift, Will Pay Royalties in Trial Period - NYTimes

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