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調査会社カナリス(Canalys)の調べによると、2015年第3四半期の中国スマートフォン市場で、ファーウェイ(Huawei)がシャオミ(Xiaomi)を抜いて初めて出荷台数で首位に立ったとという。

この話題を採り上げたWSJによると、同期の出荷台数はファーウェイが前年同期比81%増だったのに対し、シャオミは同8%減となった。シャオミの出荷台数が前年割れとなったのは今回が初めてだという。WSJでは、第2四半期の市場シェアについて、シャオミが15.9%、ファーウェイで15.7%というカナリスのデータを引用している。なお第3四半期の出荷台数についてカナリスからはいまのところ具体的な数字は示されていない。

WSJは、ファーウェイ躍進の要因として、新機種のリリースや広告の大量投入を挙げている。また流通チャネルや研究開発に関するファーウェイの優位性を挙げるアナリストの指摘も紹介されている。シャオミは今年度のスマートフォン販売台数について、8000万台〜1億台という目標を掲げているが、上半期のスマートフォン販売台数は3470万台にとどまっていたという。

カナリスによると、中国のスマートフォン市場はすでに新規ユーザーの伸びがほぼ頭打ちの状態にあり、第2四半期の出荷台数は約1億560万台で前年から7%減少していたという。また価格帯別では、販売価格200ドル以下の製品の出荷台数がマイナス28%と大幅減少、それに対して200ドル〜500ドルのスマートフォン出荷台数は22%の増加を記録。さらに、製品の平均販売価格はファーウェイが282ドル、シャオミが149ドルで、中・高価格帯にシフトする需要の流れにシャオミが取り残された可能性もあるという。

【参照情報】
Media alert: Huawei takes China’s smart phone throne as Xiaomi’s growth slows - Canalys
In China’s Smartphone Battle, Huawei Catches Up to Xiaomi - WSJ
Xiaomi loses top spot to Huawei in massive China smartphone market - Computerworld
Huawei Is Now China's Biggest Smartphone Vendor - Forbes

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