A New York Air National Guard firefighter assigned to the 106th Rescue Wing, based at FS Gabreski Air National Guard Base in Westhampton Beach, N.Y.,  ducks under flames during  training at the Suffolk County Fire  Academy here during their monthly drill  Aug. 6-8, 2013. The firefighters reviewed basic skills in a realistic training environment under the eye of civilian firefighter trainers. (U.S. Air National Guard photo by Senior Airman Christopher S Muncy 106th Rescue Wing / released)

ジェムアルト、IoTで スマートデータを全米の緊急時対応者に配信

2015.11.16

Updated by Hitoshi Sato on 11月 16, 2015, 17:37 pm JST

ジェムアルトは2015年10月21日、緊急現場の初動対応者に、意思決定に必要な最新の詳細データを配信するためのソリューションをアメリカで提供することを発表した。アメリカの緊急番号「911番」への緊急通報ソリューションを提供する業界大手のIntrado 社と提携して、ジェムアルトのクラウド型SensorLogic Application Enablement Platform を活用して、緊急事態発生からの推移を継続的に監視しながら、重要なデータを変換し、緊急時対応チームにアラートを送信することで、応答時間を短縮したり、緊急対応の改善などに寄与している。

リモートセンサーで取得したデータは、ジェムアルトのSensorLogic Application Enablement Platform で収集され、使いやすい情報に変換される。そしてこれらの情報は、Prodapt 社の協力で開発されたIntrado 社のミドルウェアにより、セキュアなウェブポータル経由、もしくはSMS(ショートメッセージ)アラートで初動対応者に自動送信される。

スマートフォン、タブレットやその他のインターネット接続端末のアプリ経由で、変動する気象条件やネットワークカメラからのビデオ映像、緊急事態発生現場のGPS 情報などの現場からの生の情報を常に利用できる。情報が途切れなく流れるため、初動対応者は複雑な緊急事態の状況についてより深く理解し、救助活動の準備が整った状態で現場に入ることができる。

ジェムアルトのSensorLogic のクラウドベースM2M ソリューションは、日々の活動時や一刻を争う緊急事態発生時の意思決定を行う際に、救助チームが活用できる「より実用的なデータ」を提供している。ジェムアルトの柔軟かつ堅牢なプラットフォームはニーズに応じて様々な使用事例に適用することができるとのことだ。

 

【参考動画】

 

【参照情報】
Gemalto delivers IoT smart data to emergency responders throughout the U.S.
Build and Deploy M2M Applications Faster & Easier

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佐藤 仁(さとう・ひとし)

2010年12月より情報通信総合研究所にてグローバルガバナンスにおける情報通信の果たす役割や技術動向に関する調査・研究に従事している。情報通信技術の発展によって世界は大きく変わってきたが、それらはグローバルガバナンスの中でどのような位置付けにあるのか、そして国際秩序と日本社会にどのような影響を与えて、未来をどのように変えていくのかを研究している。修士(国際政治学)、修士(社会デザイン学)。近著では「情報通信アウトルック2014:ICTの浸透が変える未来」(NTT出版・共著)、「情報通信アウトルック2013:ビッグデータが社会を変える」(NTT出版・共著)など。