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グーグル(Google)が米国時間10日に「Cloud CDN」という自前のコンテンツ・デリバリー・ネットワーク(CDN)サービスのアルファ版をリリースした。世界各地にある同社のデータキャッシュ用拠点も併用することで、通信速度の遅延圧縮や柔軟なサービス提供を行いたい考えなどとされている。

この話題を採り上げたFortuneによると、グーグルは先月半ばにアカマイ(Akamai)と提携したほか、クラウドフレア(Cloudflares)、ファストリー(Fastly)、レベル3(Level 3)など他のサービス提供者とも契約を結んでいる。また同社のデータセンター拠点数は世界に4ヶ所と、クラウド分野で競合するアマゾン(Amazon)の11ヶ所、マイクロソフト(Microsoft)の20ヶ所に比べて少ないものの、動画・音声を初めとするデータのキャッシュ用として世界70ヶ所に拠点(data caching stations)を設けているという。Cloud CDNでは、このデータキャッシュ拠点も組み合わせながら自社のクラウドサービスを提供するほか、外部企業でもこのインフラを利用できるようになるという。

この話題に触れたData Center Knowledgeでは、Cloud CDNの展開を通じて、グーグルのクラウド用インフラがアマゾンやマイクロソフトのそれを上回る可能性があると指摘。それに対して、Fortuneの情報筋は、これらのクラウドインフラの利用にユーザーが支払うコストが増加する可能性も指摘している。

【参照情報】
Cloud CDN - Google Cloud Platform
Google's Secret Plan to Catch Up to Amazon and Microsoft in Cloud - Fortune
And Poof! Google Previews Its Own Content Delivery Network - Fortune
Report: Google May Turn Caching Sites into Mini Data Centers - Data Center Knowledge

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