ソフトバンク、聴覚に障害がある人との会話をサポートするアプリ「こえ文字トーク」

2015.12.18

Updated by Naohisa Iwamoto on 12月 18, 2015, 18:05 pm JST

ソフトバンクは2015年12月18日、音声を文字に変換してコミュニケーションをサポートするアプリ「こえ文字トーク」の提供を開始したと発表した。聴覚に障害がある人と健聴者のコミュニケーションを支援することが狙い。

「こえ文字トーク」は、App StoreおよびGoogle Playでスマートフォンアプリとして提供する。主な機能は3つ。聴覚に障害がある人と健聴者との二者間のコミュニケーションをサポートする「1対1でトーク」、複数のスマートフォンで会話内容を文字にして共有できる「グループでトーク」、周囲の音を調整して増幅する「音量を増幅」--の各機能である。

「1対1でトーク」は、機能を起動した状態でスマートフォンに向けて発話すると、その内容が文字で画面に表示される。聴覚に障害がある人が外出先で道を尋ねたり、レストランや病院などで相手の声が聞き取りにくかったりする場合に、会話や聞き取りのサポートに使うことを想定している。

「グループでトーク」は、複数のスマートフォンに「こえ文字トーク」アプリをインストールし、それぞれの端末で「グループでトーク」機能を起動すると、参加者全員の発話内容が文字で表示される。最大8人まで利用できる。利用はiPhone同士、Androidスマートフォン同士に限られ、iPhoneとAndroidをまたいだ利用はできない。1対1トークとグループでトークの2つの機能は、いずれも無料で利用でき、ヤフーが自社開発した音声認識エンジン「YJVOICE」が活用されているという。

「音量を増幅」は、スマートフォンにイヤホンを装着したときに、周囲の音を増幅して聞きやすくする機能。全体の音量だけでなく、「高音」「中音」「低音」のそれぞれの強弱や、左右の音量バランスも調整して聞き取りやすくカスタマイズできる。この機能だけはアプリ内課金によりiOS版では360円、Android版では324円(いずれも税込み)を支払うことで使えるようになる。

対応機種は、iPhone 5以上、iOS8.0以上のiPhone、Android 4.1以上のAndroidスマートフォン。タブレットは非対応だが、iPadはiPhone版を、AndroidタブレットはAndroid版を使うことが可能。AQUOS CRYSTAL、BLADE Q+、Nexus 6P は非対応、Android 6.0以上はバージョンアップで対応予定。

▼「こえ文字トーク」イメージ画像
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【報道発表資料】
音声を文字に変換して会話ができるアプリケーション「こえ文字トーク」を提供開始

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。