タブレット所有者、利用頻度や満足度は高いが、買い替えには消極的--GfK Japan

2015.12.25

Updated by Naohisa Iwamoto on 12月 25, 2015, 17:25 pm JST

ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン(GfK Japan)は2015年12月25日、「2015年 タブレット端末利用実態調査」の結果を公表した。タブレット所有者の利用頻度や満足度は総じて高かった一方、今後の買い替え、買い増しについては積極的な回答が少ない結果だった。

調査は2015年9月に実施、約6700人から回答を得た。タブレット所有者は約1400人だった。タブレット所有者に端末の使用頻度を尋ねたところ、「毎日使用する」が最も多く51%を占めた。「週2~3回程度」が17%、「週1回程度」が10%と、定期的に利用する層が多いことがわかった。所有しているが「ほとんど使用していない」は17%だった。

タブレットの満足度では、「価格」「軽さ」「画面サイズ」「操作のレスポンス」のそれぞれについての満足度を尋ねたところ、概ね満足との回答が得られている。「画面サイズ」では90%が満足との回答で、ユーザーは必要な画面サイズのタブレットを選択して利用していることがわかった。「軽さ」も76%が満足と回答し、軽量化の効果が現れているようだ。「購入前の期待通りに使えている」との回答は83%に上り、満足度が高いことがうかがえる。

一方、タブレット所有者の買い替え、買い増しの意向はあまり高くなかった。「1年以内に端末を買い換える、買い増す」は15%にとどまる。ユーザーは現在のタブレットで満足してしまって、新しい端末に目を向けていないようだ。さらに、「使用端末が壊れたら購入を検討する」という回答も27%に過ぎず、ユーザーにとって「なくてはならない」存在とまでは評価されていないことも浮き彫りになった。

調査でタブレットを所有していない回答者の79%のうち、タブレットの購入意向があるのは約4分の1。これらの購入者を新規ユーザーとして獲得していくことと、既存ユーザーに使い方の提案などを行って機器の必需性を高めることが、市場拡大には欠かせないとGfK Japanでは分析する。

【報道発表資料】
「2015年 タブレット端末の利用実態調査」

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。

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