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アマゾン、YouTubeに照準 - 独自の動画投稿サービス「Video Direct」を開始

2016.05.11

Updated by WirelessWire News編集部 on May 11, 2016, 11:40 am UTC

アマゾン(Amazon)が米国時間10日、同社のアカウントを持つユーザーがオリジナルの動画やライセンスを保有する動画を配信できる新サービス「Video Direct」を開始した。

アマゾンは同社の「Prime Video」サービスに関して、これまでは主に動画ストリーミング最大手の「Netflix」に対抗するべく、オリジナル番組の制作などを通じてコンテンツの充実を進めてきていた。また2014年にビデオゲーム中継のライブストリーミング・サービス「Twitch」を買収したことで、グーグル(Google)のYouTubeとも競合関係になっていた。

今回発表された「Video Direct」は、プロの映像クリエイターに向けたサービスで、参加者には動画の視聴時間や広告収入に応じてアマゾンから報酬が支払われる。報酬の具体的な条件については、視聴時間1時間あたり米国内では15セント、米国外では6セントが支払われ、さらにユーザーに無料で動画を公開する場合は得られた広告収入の55%がクリエイターの取り分となる。また、クリエイターがサブスクリプションサービスやレンタルサービスで動画を公開する場合は、得られた収入をアマゾンと折半する形をとるという。なお、アマゾンは毎月人気ランキングで上位100位にランクインしたチャネルの提供者に対して、総額100万ドルを分配していく予定だとBloombergは記している。

Recodeによると、現時点で「Mashable」「Business Insider」「Guardian」などが「Video Direct」へのコンテンツ提供を決めているという。またBloombergでは「Conde Nast Entertainment」「HowStuffWorks」「Samuel Goldwyn Films」「Pro Guitar Lessons」のコンテンツが「Prime Video」ですでに公開されているとしている。ただし、大手映画スタジオやTV局、それに「Make Studio」 や「PewDiePie」といったYouTubeの人気チャネルは見あたらないという。

【参照情報】
Amazon tries luring video makers with a YouTube-like deal - Recode
Amazon Targets YouTube With New Online Video Posting Service - Bloomberg
Amazon Launches YouTube-Like Video Service - WSJ

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