リクルートテクノロジーズ、社員にビーコン配布、相互にプロフィール情報などを参照

2016.05.13

Updated by Naohisa Iwamoto on 5月 13, 2016, 06:29 am JST

リクルートテクノロジーズは2016年5月12日、従業員500名にビーコンを配布して4月に利用を開始したと発表した。ビーコンを社員が持ち歩くことで、専用のスマートフォンアプリから相手のプロフィール情報などを確認できるようにする。同社では、社内コミュニケーションの活性化につなげたい考えだ。

リクルートテクノロジーズが従業員にビーコンを配布することにした背景には、全従業員約500名の8割以上が中途入社となり、社内コミュニケーションの活性化が重要視されていたことがある。従来も中途入社者が会社に馴染めるようにするための施策を複数講じていたが、今回はビーコンを活用した仕組みを採用した。

具体的には、社員証とともにネックストラップにかけられるタイプのビーコンを配布し、従業員が携帯する。一方、従業員はiPhoneに専用アプリ「Party」をインストールし、自分のプロフィールをアプリに登録する。その状態で、自身の周囲約3m以内に他の従業員が近づくと、近隣にいる従業員のビーコンと自分のiPhoneのPartyアプリが通信して、アプリ内に相手のプロフィール情報が表示されるという仕組みだ。アイコンをタップすることで、所属の確認、電話、メール送信、人の紹介といったコミュニケーションのための操作が可能になる。

今回採用した技術は、リクルートテクノロジーズ内の研究開発機関であるアドアンストテクノロジーラボが開発したもの。グーグルが発表したオープンなビーコン規格である「Eddystone」に基づいて、Bluetooth Low Energyで通信を行う。

ビーコンの導入で、会議などに出席した従業員間でソーシャルなコミュニケーションが活発化し、中途入社者が職場に馴染みやすくなる効果を狙う。

【報道発表資料】
リクルートテクノロジーズ、独自開発ビーコンを従業員 500 名に配布

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。