360度動画の新たな活用法 ヤフーが世界初「スマホで起きた肩こり、スマホを使って解消する動画」を公開

2016.06.23

Updated by Hitoshi Sato on 6月 23, 2016, 15:26 pm JST

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ヤフー(Yahoo! JAPAN)は2016年6月15日から、360度視点を動かせるYouTubeの360度動画を活用し、スマホが原因で起きた“肩こり”をスマホを使って解消する世界初の試みとなる動画「Yahoo!スマートストレッチ360」を公開した。

「Yahoo!スマートストレッチ360」はスマホ、タブレット向けのYouTubeアプリから見ることができる。パソコンやスマホ、タブレットのブラウザ上からYouTubeで見る場合は、 マウス操作での360度動画視聴となるので、動画の良さが伝わらない。

「SMART STRETCH 360(360度動画)」:YouTubeアプリで見てみよう 

スマホの肩こりはスマホでほぐす

使用方法のインストラクションの後 「Follow me, OK? Let’s go!」という教官の元気な掛け声とともにストレッチがスタート。軽快な音楽とともに「アップ!アップ!イエーイ!!ダウン!ダウン!」などハイテンションな掛け声で360度の空間を動く教官を、スマホを持ったまま上下左右に追いかけながら約2分間、体を動かす。「ナイス ストレーッチ!!」「グッジョーブ!!」と、励まされながら誘導してくれたり、教官に代わってセクシーな金髪美女が出てきたりと、ハイテンションな世界に引き込まれている内にストレッチが完了する。インパクトのある面白動画だが内容はあくまで専門家監修による真面目なストレッチだ。

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内閣府が2016年4月8日に発表した消費動向調査によると、2016年3月31日時点でスマホを保有している世帯の割合は67.4%と、前年同期に比べ6.8ポイント上昇している。スマホの普及が進むなか、書籍「スマホうつ」の著者で川井筋系帯療法治療センター総院長の川井太郎先生によると、「長時間のスマートフォン操作により慢性的なうつむき姿勢を取ることで、 首の生理的なカーブが失われるストレートネックや、 肩こりで悩む方が年々増えている」と語っている。そこでYahoo! JAPANでは、スマホが引き起こす肩こりをスマホを使って少しでも和らげることを目的に帝京大学医療技術学部専任講師・NPO法人日本ストレッチング協会理事長の長畑芳仁氏の監修のもと、わざわざ覚えたり、動きを真似したりしなくても、オフィスや自宅の椅子に座ったままスマホの360度動画を観るだけで肩こりを解消する動画「Yahoo!スマートストレッチ360」を制作した。

Yahoo! JAPAN は、2016年4月1日にサービス開始から20年を迎えた。現在20周年を記念する様々な企画やキャンペーンを実施しており、この動画もその一環で制作された1996年1月31日に会社を設立したYahoo! JAPANは、1996年4月1日にポータルサイト「Yahoo! JAPAN」を公開し「ディレクトリ検索」と「キーワード検索」の提供を開始。公開開始から1ヶ月間のPVは約32万PVだったが、現在はスマホやPC向けにニュース、天気、ショッピング、動画など100以上のサービスを提供して、月間631億PV(2015年第3四半期(10-12月)中の平均月間PV)を超えている。

肩こり以外にも解決しないといけない問題がいっぱい

そしてそのアクセスのほとんどがスマホからである。スマホで目が疲れ、肩が疲れている人が多い。生活に必要な情報の多くをスマホから得ており、スマホがないと不安になってしまう人も多い。財布を忘れても困らないけど、スマホがないと困るという人もたくさんいる。

Yahoo! JAPAN以外にもLINEやFacebookなどのメッセージやSNS、ゲームや動画視聴など、スマホ無しで生活できない人も多い。駅や道路での「歩きスマホ」による事故やトラブルも新たな社会問題になっている。自転車や自動車運転中でも本来は禁止されているにも関わらずスマホが気になってしまい、ついついチェックしてしまって大きな事故になることもありえる。これは日本だけでなく海外でも大きな問題になっている。

スマホの急速な拡大と利用によって「肩こり解消」以外にも解決しなくてはならない問題は多くある。

▼「SMART STRETCH 360」使い方

 

 

【参照情報】
SMART STRETCH 360 (135sec) Yahoo! JAPAN(プロモーションページ)
SMART STRETCH 360 (135sec)(360度動画)YouTube

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佐藤 仁(さとう・ひとし)

2010年12月より情報通信総合研究所にてグローバルガバナンスにおける情報通信の果たす役割や技術動向に関する調査・研究に従事している。情報通信技術の発展によって世界は大きく変わってきたが、それらはグローバルガバナンスの中でどのような位置付けにあるのか、そして国際秩序と日本社会にどのような影響を与えて、未来をどのように変えていくのかを研究している。修士(国際政治学)、修士(社会デザイン学)。近著では「情報通信アウトルック2014:ICTの浸透が変える未来」(NTT出版・共著)、「情報通信アウトルック2013:ビッグデータが社会を変える」(NTT出版・共著)など。

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