ソフトバンク初のWindows 10 Mobileスマホ「SoftBank 503LV」、法人向けに10月以降発売
2016.07.14
Updated by Naohisa Iwamoto on July 14, 2016, 17:05 pm JST
2016.07.14
Updated by Naohisa Iwamoto on July 14, 2016, 17:05 pm JST
ソフトバンクとレノボ・ジャパン、日本マイクロソフトは2016年7月14日、SoftBankブランドの新製品としてWindows 10 MobileをOSに採用した「SoftBank 503LV」(レノボ製)を開発したと発表した。法人向けの製品で、10月下旬以降の発売を予定している。
ビジネスでの利用を想定し、マイクロソフトが提供する各種のビジネス向け機能に対応している。外出先からのVoIP電話や、ウェブ会議が利用できるクラウドサービス「Skype for Business」、Officeのソフトウエアをスマートフォンで利用できる「Officeモバイル」、業務用端末の情報保護を含めた一元管理が可能な「Microsoft Intune」および「Enterprise Mobility + Security」などがその例に当たる。またスマートフォンをテレビやモニターに接続することでパソコン向けのWindowsと同等のユーザーインタフェースに切り替わる「Continuum」機能を搭載。SoftBank 503LVが1台あれば、外出先からオフィスまで仕事に対応出来るようになる。
LTE、AXGPに対応し、下り最大112.5Mbps、上り最大37.5Mbpsのデータ通信が可能。ディスプレイは5.0インチのHD(1280×720ドット)液晶、CPUはオクタコア(1.5GHz×4 + 1.2GHz×4)のMSM8952、バッテリーは2250mAh。71.4mmの幅、7.6mmの厚さで約144gの重量という比較的コンパクトなサイズのきょう体を採用した。
今後ソフトバンクと日本マイクロソフトは、効率的なビジネスを可能にするプラットフォームを共同で構築することを目指す。ソフトバンクの音声サービスと日本マイクロソフトのクラウドPBXによる連携サービスの提供、モバイルセキュリティーの実現を目的とした24時間稼動のヘルプデスクの設立などを予定しているという。
【報道発表資料】
・ソフトバンク初のWindows 10 Mobile搭載スマートフォン「SoftBank 503LV」を発売
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