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Google I/O 2016 - Keynote(Google Developers)

グーグル、スマートホーム分野で組織再編 - ネストを本体に吸収へ(Fortune報道)

2016.08.31

Updated by WirelessWire News編集部 on 8月 31, 2016, 12:19 pm JST

グーグル(Google)の持株会社アルファベット(Alphabet)が、同社傘下のネストラボ(Nest Labs:以下、ネスト)に在籍する開発者の一部をグーグルに転籍させるになったという。Fortuneが情報筋の話として米国時間30日に報じている。

Fortuneによると、アルファベットはネストのプラットフォームチームに所属する開発者全員を、グーグルの家庭向けIoT部門に移籍させ、同部門が手掛ける「Google Home」などの製品開発に従事させるという。また同部門の責任者には、現在Android関連の事業責任者を務めるヒロシ・ロックハイマー(Hiroshi Lockheimer)氏が就任する見通しとされている。

Fortuneは今回の人事について、ネストの開発者がグーグルに移籍することで、ネストの財務状況を大きく改善できるほか、グループ全体でのIoT関連の取り組みを加速できるといったメリットを挙げている。

グーグルは、スマートホーム関連分野の先駆けとして一時大きな注目ネストを2014年に32億ドルで買収していたが、ネストはここ2年ほど新しい製品やサービスを発表しておらず、また昨年6月に買収したドロップカム(Dropcam)の統合にも苦戦していたことが伝えられていた。その結果、今年6月にはネスト創業者のトニー・ファデル(Tony Faddell)氏が事実状の退任に追い込まれていた。

米のスマートホーム関連分野では、アマゾン(Amazon)が「Echo/Alexa」のプラットフォームを核にエコシステム開発で先行しており、グーグルはアマゾンへのキャッチアップを図るべく、「Echo」と競合するスマートスピーカー「Google Home」などを発表してきている。

【参照情報】
Exclusive: Google Will Absorb Nest Developers - Fortune
The end of Nest as we know it is a sign of a new beginning for Android - Business Insider
Google is taking dozens of Nest engineers to work on the smart home - The Verge

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