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スマホで公的個人認証を用いた本人確認、総務省IoTサービス創出支援事業で試験運用

2017.12.19

Updated by Naohisa Iwamoto on 12月 19, 2017, 06:25 am JST

各種のIoTサービスの利用時に、今後は本人確認の必要性が一層高まる可能性がある。ガイアックスとサイバートラストは、公的な個人認証をスマートフォンだけで実現するアプリを提供し、確実な本人認証を利用しやすくする。

ガイアックスとサイバートラストが提供を開始したのは、マイナンバーカードをスマートフォンで読み取ることによって公的個人認証を用いた本人確認を実現する仕組み。ガイアックスが提供するスマートフォンアプリ「TRUST DOCK 公的個人認証」と、サイバートラストが提供する「サイバートラスト オンライン本人確認プラットフォームサービス」を利用して実現する。スマートフォンだけで本人確認が可能になるため、パソコンやカードリーダーなどを設置できないような環境で公的な個人認証を使った本人確認を利用したサービスやソリューションを提供できるようになる。両社によると、公的個人認証の本人確認機能が利用できるスマートフォンアプリをアプリストアに登録するのは、民間では日本で初めてのことになる。

併せて、「TRUST DOCK 公的個人認証」が、総務省のIoTサービス創出支援事業「デジタル身分証とスマートロックを利用した自治体スペースシェア」で試験運用が始まったこともアナウンスしている。秋田県湯沢市で行われる遊休スペース活用事業での運用だ。利用者の身元確認のために公的個人認証を使ったデジタル身分証システムを提供し、スマートロックによる入退出管理を行う。「TRUST DOCK 公的個人認証」アプリと、地方公共団体情報システム機構が提供する「JPKI利用者ソフト」アプリの2つをインストール。本人確認を実施するオンラインサービスのWebサイトで公的個人認証を開始し、アプリでアクティベーションコードを入力した後に、マイナンバーカードをスマホのNFC機能で読み取ることで、スペースシェア予約時の本人確認が完了する。

【報道発表資料】
日本初、公的個人認証を用いた本人確認スマホアプリ「TRUST DOCK 公的個人認証」を公開、 第一弾の利用事例として総務省のIoTサービス創出支援事業にて試験運用開始

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。