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カリフォルニア 交通 イメージ

自動運転に関連した海外メディアの報道 2018年3月第1週

2018.03.02

Updated by Wataru Nakamura on March 2, 2018, 11:43 am JST

カリフォルニア州、公道での完全な自動運転車のテストにゴーサイン【The Verge】
カリフォルニア州交通当局が2月26日、ハンドルやアクセル/ブレーキ、人間のセーフティドライバーなどが必要ない完全な自動運転車の公道テストを認める法案を承認。3月2日に公示が行われ、4月2日からテスト許可が発行されるという。

原文:California green lights fully driverless cars for testing on public roads

Pony.ai、自動運転ライドシェアリングサービスのテストを中国で開始【Tech Crunch】
中国自動運転ベンチャーのPony.aiが先ごろ、現地の公道における一般消費者向け自動運転ライドシェアリングサービスのテストを開始。先ごろ1億1200万ドルの資金を調達していた同社は、本社のある広州の南沙周辺の限られたエリア(およそ3.2kmのルート)でトライアルサービスを提供する。

原文:Pony.ai launches a self-driving ride-hailing fleet for public use in China

英BP、最新エネルギーレポートで自動運転EVによる石油需要の減少を予想【CNBC】
エネルギー世界大手の英BPは先ごろ、2018年版の「エネルギー予測(Energy Outlook)」を発行。このなかで「2040年までに電気自動車は100倍に成長する」、「消費者の移動の頻度は増えるものの、自家用車ではない自動運転EVによる移動が増える」「EVやエンジンの効率化などで石油の需要は2030年後半でピークに達する」といった予想を出している。

原文:BP sees self-driving electric vehicles squeezing oil demand by 2040

求められる、自動運転車向けの新たな洗車法【Jalopnik】
様々なセンサーが常に正常に稼働することが不可欠な自動運転車では頻繁な洗車が必要となる。しかし、通常の洗車ではこのような機器を痛める可能性もあるため、自動車メーカーや自動運転関連企業はデリケートな自動運転車を洗車するための新たな方法を確立する必要がある。

原文:Why Automakers Have To Do A Lot More To Keep Their Self-Driving Cars Clean

メイ・モビリティ、自動運転シャトルサービス提供に1150万ドルを調達【Tech Crunch】
自動運転の小型シャトルバスを開発するミシガン州のメイ・モビリティがBMWiベンチャーズやトヨタAIベンチャーズなどから1150万ドルの資金を調達。DARPAアーバンチャレンジやフォード、GM、トヨタなどの出身者、ミシガン大学自動車エンジニアリングプログラムなどが協力するメイ・モビリティは年内に商用サービスを開始する予定だという。

原文:May Mobility raises $11.5 million to deploy self-driving shuttle fleets

スマートフォンで自動運転?ファーウェイが「RoadReader」プロジェクトをデモ【Cnet】
ファーウェイは先ごろ、バルセロナで行われた「MWC2018」のなかで、自社のスマートフォン「Mate 10」の物体認識AIを利用してポルシェ「パナメーラ」をドライバーなしでナビゲーションする「RoadReader」プロジェクトのデモを行った。同プロジェクトは、自動運転の実現を目指すものというよりは、モバイル端末に搭載されるAIの性能の高さをアピールするものだという。

原文:Huawei's RoadReader lets a phone power a driverless car

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中村 航(なかむら・わたる)

1985年生まれ。福岡県福岡市出身。翻訳者。テクノロジーやファッション、伝統工芸、通信、ゲームなどの分野の翻訳・校正に携わる。WirelessWire Newsでは、主に5G、セキュリティ、DXなどの話題に関連する海外ニュースの収集や記事執筆を担当。趣味は海外旅行とボードゲーム。最近はMリーグとAmong Usに熱中。