長々としたプライバシーポリシーをユーザーの代わりに読んでくれるAI【Vox 9/27】
スペインのJavi Rameerez氏というソフトウェア開発者は、AIを活用して様々なアプリのプライバシーポリシーを分析し、そのリスクをユーザーに教えてくれる「Guard」というソフトウェアを開発している。現在は無料のウェブサイト上で人気アプリのプライバシーポリシーの分析を公開している「Guard」だが、将来的には他のアプリをスキャン可能なアプリをリリースする予定だ。

原文：Don’t want to read privacy policies? This AI tool will do it for you.

英企業、求職者の選抜にAIを利用【TNW 10/1】
一部の英国企業の間でAIベースのビデオ面接ソフトウェアを採用活動に利用する動きが始まっているという話をザ・テレグラフ紙が報道。この記事によれば、ユニリーバのような企業が求職者の言葉使いやトーン、顔の表情などの分析にこのようなソフトウェアを利用し始めているという。

原文：AI is now being used to shortlist job applicants in the UK — let’s hope it’s not racist

ソニー、次世代PlayStationにゲームをサポートする音声アシスタントを搭載する可能性【Business Insider 10/2】
ソニーがPlayStation向けに「PlayStation Assist」という新たなAIツールの開発を進めていることが先ごろ申請された特許から明らかになった。「PlayStation Assist」はAlexaやSiriのような音声アシスタントで、プレイヤーのリクエストに応じてゲームを進めるためのヒントや戦略に関するアドバイスを提供するものだという。ただし、現時点ではこのソフトウェアが「PlayStation 4」向けのものか、次世代PlayStation向けのものかはわかっていない。

原文：The next PlayStation could have a new 'PlayStation Assist' feature that automatically gives you tips while you play

子どもの目の病気を早期発見できるスマホアプリ【Engadget 10/2】
米テキサス州ウェーコ大の研究者らが、機械学習で目の画像を分析して網膜細胞腫や白内障などの兆候である目の白い反射を発見できるアプリ「CRADLE」を開発。このアプリのテストでは、40人の子どもの5万3000枚の写真を分析し、このうち16人で医師の診断よりも平均1.3年早く網膜細胞腫を発見できたという。

原文：Phone app detects eye disease in kids through photos

テスラ、Autopilot機能改善にAIスタートアップのDeepScaleを買収【Ars Technica 10/3】
テスラが機械学習スタートアップのディープスケール（DeepScale）を買収したという話をCNBCやTech Crunchが報道。ディープスケールは畳み込みニューラルネットワークに基づく画像認識ソフトウェアを開発しており、テスラは自社自動車の「Autopilot」機能の改善に同社の技術を活用するとみられる。

原文：Tesla just bought an AI startup to improve Autopilot—here’s what it does

ノバルティスとマイクロソフト、創薬分野へのAI活用で協力【Finantial Times 10/1】
スイス製薬大手のノバルティスと米マイクロソフトがAI創薬分野での提携を発表。マイクロソフトは財務から製造までノバルティスのビジネスをあらゆる側面で効率化する新たなAIツールの開発に協力するほか、同社の創薬プロセスのスピードや正確性の改善に深層学習を役立てる。

原文：Novartis and Microsoft join forces to develop drugs using AI