KDDI、iPhone 6/iPhone 6 PlusでCAとWiMAX 2+に対応、iPhone 6 16GBは実質0円から
2014.09.12
Updated by Naohisa Iwamoto on September 12, 2014, 17:21 pm JST
2014.09.12
Updated by Naohisa Iwamoto on September 12, 2014, 17:21 pm JST
KDDIは2014年9月12日、同日からiPhone 6、iPhone 6 Plusの予約受付を開始するに際して記者説明会を開催した。説明会では、Phone 6/iPhone 6 Plusの両機種で、キャリアアグリゲーションに対応したFDD-LTEと、TDD-LTE互換方式のWiMAX 2+に対応することを明らかにした。また、iPhone 6/iPhone 6 Plusの料金もアナウンスした。MNPおよび新規の場合はiPhone 6の16GBモデルが実質0円から。
▼KDDIのネットワークの優位性を説明するスライド
説明会に登壇したKDDI 代表取締役執行役員専務の石川雄三氏は、「新しいiPhoneの発売に際して、auの取り組みを紹介したい」と切り出した。その中でも最もポイントとなるのはネットワークだという。ネットワークとしては、これまでのiPhoneでは800MHzと2.1GHzのFDD-LTEに対応していた。iPhone 6/iPhone 6 Plusでは、800MHzと2.1GHzのFDD-LTEについては双方を束ねて下り最大150Mbpsの高速通信が可能なキャリアアグリゲーション(CA)に対応。さらにTDD-LTE互換方式として、下り最大110MbpsのWiMAX 2+にも対応する。iPhoneを採用する他社よりも「厚みのあるネットワークでiPhoneにサービスを提供できる」(石川氏)。さらに、150Mbps対応の基地局数が2014年9月10日に1万局を突破したことを紹介し、2014年度末までに2万局の予定を前倒しして2013年12月に達成する計画であることを明らかにした。また、800MHzのLTEが業界統一基準でも人口カバー率99%を達成したことなどを挙げ、「速い」「広い」「つながりやすい」という全部入りのネットワークをiPhone新機種に提供するとした。
このほか、auスマートパスで提供するビデオパスやうたパス、ブックパス、アニメパス、ディズニーパスにiPhone新機種がすべて対応すること、auスマートサポートやauスマートパスのiPhone修理代金サポートがiPhone新機種でも利用できることを紹介した。さらに、MNPで対象機種を購入したユーザーには1万円分のポイントをau WALLETにチャージする「auにかえる割 Plus」を実施。既存のiPhoneユーザーが機種変更などをしやすくするめに下取り対象機種にiPhone 5s/5cを追加するほか、iPhone 5、iPhone 4sの下取りポイントを5000円分から1万円分増額する優待策も講じる。
iPhone 6/iPhone 6 Plusの価格は、MNP、新規契約の場合で最も安いiPhone 6(16GB)が毎月割の割引額を差し引いた実質負担額で0円、最も高いiPhone 6 Plus(128GB)が実質負担の月額が1440円(24カ月合計で3万4560円。機種変更の場合はそれぞれ月額605円負担額が増える(機種代金は税込み金額)。
▼KDDIのiPhone 6/iPhone 6 Plusの料金
【報道発表資料】
・iPhone 6 機種代金|料金・割引
・「4G LTE」受信最大150Mbps対応の基地局が1万を突破
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