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ブラックベリー、「BlackBerry Classic」を発表 – 懐かしのハードウェア・キーボードが復活

ブラックベリー、「BlackBerry Classic」を発表 – 懐かしのハードウェア・キーボードが復活

Updated by WirelessWire News編集部 on December 18, 2014, 15:22 pm JST

WirelessWire News編集部 WirelessWire News編集部

カナダのブラックベリー(BlackBerry)は現地時間17日、同社製スマートフォンの最新版となる「Classic」をリリースした。


[BlackBerry Classic: Your Power. Upgraded.]

「Classic」はブラックベリーが以前から投入予定を明らかにしていた新製品で、最新版OS「Black Berry 10」を採用しながら、従来と同じキー配列のハードウェア・キーボードを使えるのが特徴。ほかに、3.5インチ(解像度720×720ピクセル)のタッチスクリーン液晶、 Qualcomm製のディアルコアプロセッサ、 2GBのRAMなどを搭載し、カメラについては背面カメラが8メガピクセル、前面カメラが2メガピクセルとなっている。また、ソフトウェアについては「Hub」「Assistant」「Blend」などの同社製ツール類も搭載され、アマゾン(Amazon)のAppストアで提供されているAndroid appsも利用できるという。

ブラックベリーによれば、「Classic」は同日から世界の各携帯通信事業者での取り扱いが始まっており、米国では2015年からAT&Tとベライゾン・ワイアレス(Verizon Wireless)が取り扱いを開始するという。なお、同端末の価格はSIMロックなしのバージョンで449ドルから。

この話題を採り上げたThe Vergeでは、ブラックベリーが「Classic」の発表をニューヨークの金融街で行ったことなどに触れながら、同製品のユーザーはウォールストリート関係者など特定の人々に限られるだろうとの見方を記している。

ブラックベリーは今年9月に、4.5インチの正方形のディスプレイや三列の物理キーボードを搭載する新型スマートフォン「Passport」を発表するなど、ビジネスユースに最適化した端末への集中を進めている。また、同社のジョン・チェン(John Chen)CEOは、携帯端末事業について、年間1000万台の端末を販売できれば黒字転換できると主張していたことが報じられていた。

【参照情報】
BlackBerry woos keyboard loyalists with launch of Classic – Reuters
BlackBerry Tries to Win Back Die-Hards With ‘Classic’ – Bloomberg
BlackBerry officially launches the Classic, a smartphone for yesterday – The Verge