KDDIは2011年4月19日、電子書籍配信サービス「LISMO Book Store」の提供を4月20日に開始すると発表した。auのAndroid搭載スマートフォン向けに提供するサービスで、開始時には約3万点のコンテンツを用意する。

LISMO Book Storeは、「au one Market」から専用のアプリケーションをダウンロードして利用する。月額利用料や登録料は無料で、コンテンツごとの購入代金は別途必要になる。サービス開始当初の対応機種は「IS03」だが、順次拡大する計画だ。コンテンツはブックリスタなどと連携して提供。小説・ビジネス書・実用書などの文字コンテンツに加え、コミック、写真集などもラインアップとして取り揃える。

ダウンロードした電子書籍はアプリ上で本棚のように表示・管理できる「本棚」のほか、読書後に次の話となる書籍を自動的に検索して続きを購入しやすくする「次話検索機能」などを備える。また、GREEやmixi、TwitterなどのSNSとリンクして読後の感想を簡単に投稿できる機能も用意した。さらに、同一の「au one-ID」を利用することで、他のauのAndroid搭載スマートフォンや電子ブックリーダー「biblio Leaf SP02」でも購入した電子書籍を閲覧できるコンテンツの共有機能も備える。

【報道発表資料】
・auのAndroid™搭載スマートフォン向け電子書籍配信サービス「LISMO Book Store」の開始およびコンテンツの拡充について