▼電子カタログ

5月28日発売のiPadに向けたソリューションがまた1つ明らかになった。千趣会とヤッパは5月27日、両社が共同で開発したiPad向けの電子カタログアプリを、5月28日から無料で配信するとアナウンスした。アプリの誌面データには商品のデータが埋め込まれていて、購入する場合はワンタップで同社のWebサイトであるベルメゾンネットに接続する。千趣会が運営し、次世代対応サービスを研究する「ベルメゾン・ラボ」の一環として、実験提供する位置づけだ。

今回提供する電子カタログアプリは、千趣会が発行するベルメゾンのカタログを対象とし、iPad上ではページをめくるような操作で閲覧できる。カタログの見開き表示ｙインデックス画面などの表示機能も搭載した。まず最初は3月に発行した男性向けのベルメゾンのカタログ「men's kurasufuku」（メンズ暮らす服）の全ページを掲載する。カタログの内容は毎月更新し、利用者の反応を確認しながら掲載カタログの増加や機能の追加などを検討していく。

千趣会とヤッパは、2009年6月にiPhone/iPod touch向けの電子カタログの配信を始めていた。今回のiPad向け電子カタログアプリは、このiPhone/iPod touch向けの電子カタログをベースに開発し、商品購入ができるeコマース機能との連携を実現した。iPhone/iPod touch向けの電子カタログでも、iPad向けの新機能が使えるようになる。

【報道発表資料】
・通販カタログ初！ eコマース機能付きiPad向け電子カタログを配信（PDF）