グーグル、VRプラットフォーム「Daydream」を数週間以内にリリースへ（Bloomberg報道）

capture image: Google Daydream: Is your phone "Daydream Ready"?（Android Authority）

グーグル、VRプラットフォーム「Daydream」を数週間以内にリリースへ（Bloomberg報道）

2016.08.24

Updated by WirelessWire News編集部 on August 24, 2016, 10:19 am JST

グーグル（Google）が今年5月に発表したVRプラットフォーム「Daydream」を今後数週間以内にリリースする可能性があり、同社がこのリリースに向けてDaydream対応コンテンツを制作するクリエイターらに資金を提供しているという。Bloombergが情報筋の話として米国時間23日に報じている。

Bloombergによれば、グーグルは、ジャスティン・エザリク（Justine Ezarik）やドランツインズ（Dolan twins）などYoutubeで人気を集める制作者らに資金を提供し、360度動画の制作支援を行っているという。

グーグルは5月に開催した開発者向けカンファレンス「Google I/O」で「Daydream」を発表し、「YouTube」「Street View」「Google Play Store」「Play Movies」「Google Photo」などのサービスで同プラットフォームに対応するアプリを投入する考えを明らかにしていた。また同社は「Daydream」関連でNBAやMLB、それにストリーミング動画サービスのフールー（Hulu）とも提携している。さらにNYTimes、 WSJ、CNN、USA Today、HBO、ネットフリックス（Netflix）、ユビソフト（Ubisoft）、エレクトロニックアーツ（Electronic Arts）、アイマックス（IMAX）、ライオンズゲート（Lionsgate）といった各社からも対応コンテンツがリリース予定とされていた。

VR関連分野では、フェイスブック（Facebook）傘下のオキュラス（Oculus）やHTCがPCと接続して利用するゴーグルをリリースし、ソニーも今年秋に「PlaySation VR」の発売を予定している。またサムスン（Samsung）からはGalaxy端末に対応する「Gear VR」がリリースされている。

グーグルは「Daydream」用VRヘッドセットのリファレンスデザインも開発しており、これに対応するスマートフォン端末がサムスン、HTC、LG、シャオミ（Xiaomi）、ファーウェイ（Huawei）、ZTE、エイスース、アルカテル（Alcatel）の各社から投入される予定となっている。