「サイバー攻撃は今後5年で自動車産業に240億ドルのコストをもたらす」（Upstream Securityレポート）【Green Car Congress】
クラウドベースのセキュリティ保護に特化したイスラエルのアップストリーム・セキュリティ（Upstream Security）は先ごろ、自動車サイバーセキュリティに関する最新レポート「Upstream Security Global Automotive Cybersecurity Report 2019」をリリース。このなかで、「サイバー攻撃は今後5年でおよそ240億ドルのコストを自動車産業にもたらす」という見積もりを出している。主なターゲットになるのは自動車メーカーと見られるものの、ティア1サプライヤーやフリートオペレーター、カーシェアリング企業、テレマティックサービス企業、公共・自家輸送事業者なども脅威の対象になり得るという。

原文：Upstream Security: cyber hacks could cost auto industry $24 billion within 5 years

Karamba Security、「CES2019」でカーハッキングのライブデモを披露へ【Business Wire】
自動車向けにエンドツーエンドのサイバーセキュリティソリューションを提供するイスラエルのカランバ・セキュリティ（Karamba Security：以下、カランバ）は現地時間12月10日、来年1月8日〜11日に行われる「CES2019」のなかで、コネクティッドカーへのサイバー攻撃とこれを確実に防ぐための方法をライブデモで披露することを明らかにした。

原文：Karamba Security to Demonstrate Live and Autonomously-Prevented Cyber Attacks on Vehicles at CES 2019, Showcasing Top Industry Players Supporting This Safety-Critical Technology

Karamba Security、サイバー攻撃対策で自動車部品メーカーFicosaと提携【Busines Wire】
イスラエルのカランバ・セキュリティ（Karamba Security：以下、カランバ）は現地時間12月5日、スペインの大手自動車部品メーカーであるフィコサ（Ficosa）との提携を発表。両社はフィコサのテレマティクス制御ユニット（TCU）を強化し、インターネットと通信を行う自動車をサイバー攻撃から保護することで協力する。

原文：Karamba Security Collaborates with Ficosa to Secure the Future of Smart Mobility Against Cyberattacks

ブラックベリー、スマートシティや自動運転車向けのセキュリティ証明書管理システムを発表【ZDNet】
カナダのブラックベリーは先ごろ、スマートシティや各種交通サービス向けに設計されたセキュリティ証明書管理サービス「Security Credential Management System（SCMS）」を発表。同システムは自動運転車がインフラと安全に通信できるように設計されたもので、スマートシティやコネクティッドカーの試験を進める官公庁や自動車メーカーに向けて手数料なしで提供される。

原文：BlackBerry launches security credential management system for intelligent transportation, smart cities

世界の自動車サイバーセキュリティ市場の規模、2024年までに8億3700万を突破【Market Watch】
Market Studyの最新レポートによれば、世界の自動車サイバーセキュリティ市場の規模は2024年までに8億3710万ドルを突破すると予測されている。特にネットワークセキュリティ分野が影響を強め、同分野の2018年〜2024年までの売上規模は2億3640万ドルを越えると見積もられている。

原文：At 23.5% CAGR, Automotive Cybersecurity Market is projected to surpass USD 837.1 million by 2024