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佐藤 仁 hitoshi_sato

2010年12月より情報通信総合研究所にてグローバルガバナンスにおける情報通信の果たす役割や技術動向に関する調査・研究に従事している。情報通信技術の発展によって世界は大きく変わってきたが、それらはグローバルガバナンスの中でどのような位置付けにあるのか、そして国際秩序と日本社会にどのような影響を与えて、未来をどのように変えていくのかを研究している。修士(国際政治学)、修士(社会デザイン学)。近著では「情報通信アウトルック2014:ICTの浸透が変える未来」(NTT出版・共著)、「情報通信アウトルック2013:ビッグデータが社会を変える」(NTT出版・共著)など。

雷でスマートフォンは充電できるのか?ノキアの取組み

2013年9月、ノキアは英国サウサンプトン大学と協力して、雷でスマートフォンの充電をする実験を行っていることを明らかにした。ノキアが公開した動画で実験の様子を見ることができる。同社のスマートフォン「Lumia925」を利用して実験をしており、ほんの少しだが充電に成功したとのことである。まだ実験の初期段階であり、具体的な商用時期は未定である。

2013.10.08

成長余地の高いインドのスマートフォン市場に挑むパナソニック

2013年9月26日、パナソニックは国内通信事業者に供給している個人向けスマートフォンについて、2013年度下期以降の新製品開発を休止することを発表したが、今回は、そのパナソニックの海外でのスマートフォン販売の取組みを紹介していきたい。

2013.09.27

アフリカ編2013(3)中古端末からグローバルメーカーまで揃うアフリカの端末

アフリカにおける市場の特徴を端末から見たときの3つのキーワードが「中古端末」「中華系メーカーの参入」「地場メーカーの登場」である。

2013.09.26

アフリカ編2013(2)移り気なユーザとモバイルネットワークの現状

アフリカではプリペイド比率が圧倒的に高く、一人で何枚ものSIMを持つケースが多い。アフリカでの携帯電話加入者数の実態把握は難しく、加入者数よりもアクティブ比率とARPUの方が収益面では重要になっている。

2013.09.19

外では携帯電話、家では固定電話:パナソニックがドイツで新スマートフォンの販売を開始

国内ではスマートフォン撤退が噂されるパナソニックが、ユニークなスマートフォンをドイツで発売する。欧州でDECT (Digital Enhanced Cordless Telecommunications)と2G/3Gが使用できる地域では利用可能なようなので、今後ドイツ以外の欧州諸国や世界で利用されることが期待される。

アフリカ編2013(1)急成長するアフリカ携帯電話市場の現況

2009年にアフリカの人口が10億人を突破し、現在でもその数は増加している。1950年には約2億人だったことから約60年で5倍増加しており、2050年には20億人に達すると予測されている。現在でも1日2ドル以下で暮らす貧困層が半分を占めていると言われている一方で、経済成長が著しいアフリカの携帯電話市場にフォーカスをあてていこう。

2013.09.17