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清水 亮 ryo_shimizu

新潟県長岡市生まれ。1990年代よりプログラマーとしてゲーム業界、モバイル業界などで数社の立ち上げに関わる。現在も現役のプログラマーとして日夜AI開発に情熱を捧げている。

最適化を知らないAIコンサルタント会社

昨日、知人から急に「会いたい」と言われたのでまあ時間もあったし相手もゴールデン街に来てるというので会いに行った。 すると見知らぬ人物を伴っていた。別にそれはいい。 彼はとあるコンサルティングファームで、AI戦略リーダーと […]

2024.07.13

AIにとって微分可能性が必須条件でなくなりつつある意味

かなり長い間、本欄でも「AI(人工知能)」と書くときに、注釈として「AI(人工ニューラルネットワーク)」と書く必要があった。 というのも、AIという言葉が指す意味は範囲がとても広く、解釈次第ではただの電卓や辞書、IMEま […]

2024.07.04

加熱するLLM開発競争に冷や水、オープンモデルの組み合わせだけでGPT-4o越えの事実

世界中の企業や政府が狂ったようにNVIDIAのGPUを買い漁る流れはそろそろ潮時かもしれない。 いくつかの興味深い事象が起きているからだ。 昨日発表されたKarakuri社のLLM、「KARAKURI LM 8x7B I […]

2024.06.21

「AI PC」と強調されども中身は空っぽのComputex 2024

過日、台北にて開催されたComputex Taipei 2024に行ってきた。 貧乏性の我輩としては、原稿料の出る媒体(本欄)にComputexレポートを書いて少しでも旅費を回収したい。 国内のコンピュータ系のジャーナリ […]

2024.06.09

起業家と投資家の立場から見たときの”経営者の資質”

起業家と投資家はともに起業に関わるが全く性質の異なる仕事である。 筆者自身もそうだったが、経験の浅い起業家は、そのことを理解するまで時間がかかる。 筆者の場合、外部資本を入れる事にしたのは創業から5年ほどたってからだった […]

2024.06.02

AI時代の経営塾

今年の1月から稼働し始めたFreeAI社は、社長をAIスーパーコンピュータ「継之助」にした世界初の会社である(多分)。 ただ、この社長はまだポンコツなため、ファウンダーである我々が社長としての帝王学を叩き込まなければなら […]

2024.05.17

ハッカソンとは何か?AI時代に果たす役割,大阪で開催

ハッカソンという言葉を最初に聞いたのは2000年代前半だった。 ハッカソンとは、コンピュータを手早く使うという意味の「ハック」とマラソンを組み合わせた言葉で、シリコンバレーを中心に広がり、ある時期まではシリコンバレーで毎 […]

2024.04.12

AIが会社を経営することは可能か?

本欄はもともと「プログラマー経営学」というタイトルの連載だった。 最近、AIの進歩が早過ぎて経営というものから少し遠ざかっていたためこの「経営学」という論点が少なくなっていた。 もともとは「プログラミングと経営は似たよう […]

2024.04.03

12TBメモリを搭載した5兆パラメータLLM推論システムSN40Lが今すぐ使える

昨日から、神戸で第30回言語処理学会(NLP2024)の年次総会が始まった。 かつて日本は人工知能分野で世界最先端を行くと言われていた。その主力は自然言語処理(NLP;Natural Language Processin […]

2024.03.12

1ビットLLMの衝撃! 70Bで8.9倍高速 全ての推論を加算のみで!GPU不要になる可能性も

2月は中国では春節というお正月があり、春節にはみんな休む。 それもあってか、12月から1月にかけて怒涛の論文発表が行われて毎日「デイリーAIニュース」を配信している筆者は忙殺されていた。 春節中にはOpenAIがSora […]

2024.02.28

推定1000万円以下のコストで開発され、国内最大・最高性能を達成した日本語LLM, Karakuri-LMの秘密

2024年1月。国内の生成AIコミュニティに激震が走った。 コンタクトセンター向けのチャットボット開発のパイオニアとして知られるカラクリ社が商用利用可能のオープンソースモデルとして公開したKarakuri-ln-70bの […]

2024.02.18

実用に進む生成AI,長岡市長にPythonを教える,中年の危機を迎えるAI

新潟県長岡市の磯田市長といえば、彼が初当選したときに東京の湯島にある筆者の会社を訪れ、「長岡をAIで盛り上げる街にしたい」と熱弁を奮っておられた。 出身地ということもあって、それ以前から長岡市役所からコンタクトは幾度かあ […]

2024.02.08