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竹田 茂 shigeru_takeda

日経BP社の全ての初期ウェブメディアのプロデュース業務・統括業務を経て、2004年にスタイル株式会社を設立。WirelessWire News、TeleGraphic、localknowledgeなどのウェブメディアの発行人兼プロデューサ。理工系大学や国立研究開発法人など、研究開発にフォーカスした団体のウエブサイトの開発・運営も得意とする。早稲田大学大学院国際情報通信研究科非常勤講師(1997-2003年)、情報処理推進機構(IPA)Ai社会実装推進委員、著書に『会社をつくれば自由になれる』(インプレス、2018年) など。

材料(materials)に対して人文学(humanities)からアプローチする

質量と体積を持ち、空間を占めているすべてのものが物質(Substance)だとしたら(フェルミ粒子じゃないものはどうなんだ、という面倒な話はとりあえず割愛)、その物質を何らかの目的や製品を作るための素材として活用できる状 […]

2026.08.28

軌道という名の希望

私がまだ小学生の頃、事前の約束などない時代に、自宅から徒歩1分くらいのところにある友人のところへ遊びに出かけ、彼が不在の時は、さらにそこから5分程度の北陸本線の線路まで足を延ばし、冷たい鉄路に耳を押し付け、列車がやってく […]

2026.08.25

未来の可能性を広く取れ

研究開発には、線形(linear)な価値を進化させるタイプと、非線形(nonlinear)な探索を繰り返すタイプがあります。自然界に存在する物質や現象には、ハードウエアとソフトウエアの区別のない知性とも呼べる情報処理能力と計算可能性を秘めていることを感じながら、我々は未だにそこに踏み込む取っ掛かりの所で躊躇している感が否めません。

2024.11.13

拡張知能の可能性

今回「予測医学の基盤となる先駆的な物理学の理論」を開発しました。物理学とAI解析を組み合わせたハイブリッドAIの基盤です。

2024.11.13

良いタイヤの選び方

通信や電力、物流などの社会インフラ系サービスが報われにくいのは、途中(発電所や送電線、あるいは基地局など)でどんなに高度な技術を駆使していても、消費者はラストワンマイル(Last one mile:顧客と直接つながる区間)の品質だけで全てを判断してしまうことにあります。

2024.11.13

翻訳技法としてのアートを駆使し予想外の価値を獲得する

翻訳は「正しい意味に変換する作業」だと思われがちですが「言語体系を強制的に移行させることで新しい価値を創出する手段」が本意なのですね。

2024.11.13

新産業としての日本の半導体は新しい物質知性とともに再設計される

電子立国ニッポンを経験していない若いリサーチャ/エンジニアが、新材料、パッケージング技術、スピントロ二クスなどを駆使し、全く新しい時代の半導体の研究開発に着手しています。

2024.11.12

「測る」とは何か? 測定することの喜びを改めて見直す

11月23日(勤労感謝の日)に開催される「物質知性と共に育むサステナビリティ価値創造」のセッション3では、“データ”そのものを導く過程に先立つプロセスとしての「観察/測定すること」の喜びを改めて見直してみたいと思います。

2024.11.08

材料に知性はあるか?

今、材料にも臨機応変さという知性を見いだし活用しようとする流れが生まれつつあります。同じ刺激を与えれば同じ反応を返す従来型のモノづくりに留まらず、同じ刺激でも状況に応じて異なる反応を返す材料開発・モノづくりの研究が進んでいるのです。さて、これを材料の知性と言い切っていいのでしょうか。

2024.11.07

そばにいることが会話である

Zoomなどでのオンラインミーティング終了直後に、スマホにかかってきた電話で相手と話しをしていると、先ほど終了したばかりの「映像と音声を駆使したミーティング」に比べ(姿は見えないのに)むしろ話し相手がとても身近に感じられる、という経験を皆さんお持ちだと思います。

2023.03.24

「データ駆動型社会」は必ずしもバラ色の未来を保証しない

「データに基づく経営」で注意すべきは、それが「集めることができた元データだけで構成される(閉じた)世界観」が前提になっていることだ。その世界の規則性や傾向を演算することになるので、当然のことながら演算を施している現在から観測すれば、これは「古い世界観の傾向を見る」ことになる。閉じた系において拡大再生産すれば良いだけのビジネスであれば極めて有効な手段だが、このデータの分析結果に新規事業の可能性を探らせるのは難しい。新規事業はそもそもデータが存在しないことが前提になっているからだ。

2022.04.22

みんながメディアになる時代に重要なのは、自分の貴重な時間を奪うメディアから自分を遠ざける方法の確立

SNSなどで、他人のボヤキやつぶやきに反応していちいち感情を発露させているのは、どう考えても時間の無駄である。その分、沈思黙考すべき時間が減っているはずだ。「みんながメディアになる時代」に重要なリテラシーは、「自分をメディア化する方法」ではなく、下らないものから自分を遠ざけるための技法や態度、ということになる。

2022.01.24