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技術解説

富士通がマイクロソフトのクラウドを自社製品として販売へ

米マイクロソフトは7月13日(日本時間)、クラウドに関して大きな発表を行いました。富士通やデルなどのサーバベンダと協力して、同社が運営するクラウド「Windows Azure」のソフトウェアとPCサーバやネットワーク機器などのハードウェアを一体化し、アプライアンス「Windows Azure Platform appliance」として提供することを明らかにしました。

2010.07.26

大規模分散処理として注目されるHadoop、クラウド時代が生んだ新しいアプリケーション

大規模なデータを高速に並列処理できる能力が注目され、例えば中国移動通信(チャイナモバイル)では数億人に達するという加入者による膨大な通話データの迅速な分析などに用いられ、あるいはVISAやJPモルガン・チェースなどの金融機関も大規模な金融データの分析に使っているとされています。

2010.07.12

さくらインターネットが北海道にクラウド用データセンター建設、アマゾンも都内にデータセンター開設へ

今年後半からは、国内にクラウド用のデータセンターが続々と設置されることになります。最近話題になったのは、ホスティング業者として知られるさくらインターネットが北海道石狩市に建設を表明したクラウド専用のデータセンターです。

2010.06.28

グーグルがGoogle App Engineの強化を発表、その一方で問題も抱える

グーグルは先月19日に米サンフランシスコで行ったイベント「Google I/O」で、同社のクラウドプラットフォームであるGoogle App Engineに関する大きな強化を2つ発表しました。1つ目はVMwareとの協業、もう1つの発表はエンタープライズ向けにフォーカスした「Google App Engine for Business」の発表です。

2010.06.14

ARMサーバに取り組むクラウドベンダーたち

数万台規模でサーバを稼働させている巨大なデータセンターを運営するクラウドベンダーにとって、最大のコストはいまやデータセンターの建設コストではなく電気料金だといわれています。そのためにいま、組み込み用途で使われていたARMプロセッサのサーバへの転用が注目されています。

2010.05.24

クラウドへ昇るJava。シンガポールにAmazonのデータセンター

先月、セールスフォース・ドットコムとVMwareが共同で大きな発表を行うという予告が行われてから、両者がどのような発表を行うのか、IT業界で話題になっていました。4月28日に両者が発表したのは「VMforce」。クラウドとして提供されるJavaアプリケーションの実行環境です。

2010.05.10

クラウド各社、マイクロブログ機能を相次いで開発中

これまでのクラウドは、パソコンからAmazonやGoogleなどのサービスを利用するものでしたが、Cloud2ではパソコンからの利用者の何倍もの人数がiPhoneなどのモバイルデバイスからネットへアクセスし、利用するアプリケーションもFacebookやYouTubeのようなソーシャルなアプリケーションが主役になるとしています。

2010.04.26

クラウドもダウンする。原因は訓練不足と手順書ミス

クラウドは数万台ものサーバが稼働する巨大なデータセンターによって運営されており、そのかなりの部分が自動化されているといわれています。例えばマイクロソフトは最新のデータセンターでは管理者一人あたり約5000台のサーバを管理しているとされています。

2010.04.12

クラウドの競争はアプリケーションマーケットの競争に突入

クラウド間の競争の舞台は「クラウドでアプリケーションを開発するエンジニアにいかに支持されるか」というエンジニアを対象とした競争関係から、「エンドユーザーに、いかに魅力的なアプリケーションを提供できるか」という、エンドユーザーを対象とした競争関係へと移り始めています。

2010.04.01