通信事業者はどこで儲けるのか 2010.06.04 通信事業社の収益の基本は月額基本料金の収入だと思います。あとは、土管の部分を上手く売って、MVNOとかで広げていくことでしょうか。他には、これまでになかった領域の通信デバイスを自分達で提案して、メーカーと競合しない形で新しい市場を作っていくという方向性もあるかもしれない。
日本発の「iPad」後継を生みだすには? 2010.06.04 通信事業者として、と考える時に難しいのが、通信事業者単位の発想では、日本にしか目が向かなくなってしまうことですね。既に3Gの電話が1億台以上あって、既に飽和している市場です。そこに対して、これからものを作っても、かなりドラスチックに違うものじゃないと、売れることはない。
これからの通信事業者には「キャラ立ち」が必要になる 2010.06.04 孫社長のプレゼン資料でいつも出てくるんですが、ソフトバンクがそもそもなぜ電話事業に乗り出したかといったら、携帯電話はパソコンに比べて圧倒的に接触時間が長いから。だから、あれだけ借金してボーダフォンを買って、それでもIT技術を広めていきたいという、そこがソフトバンクの根っこにあります。
キャリアのデータ通信プランは3G+公衆無線LANが標準に 2010.06.04 これからは公衆無線LAN+3G、両方を提供していくというのが通信事業者の基本スタイルになっていくでしょうね。AT&Tもそういう動きをしたし、ソフトバンクも料金プランの改訂などで同じ動きをしています。
iPhone対応のノウハウがiPadを支える 2010.06.04 ソフトバンクがiPhoneを発売して、それまでに比べるとデータ通信量が10倍近くなったという話がありますから、iPadならさらに4倍、あるいは6倍となる可能性があるのではないでしょうか。
iPadのトラフィック負荷に耐えられるか - さらなる混雑が懸念されるAT&Tの3G回線 2010.05.27 iPad 3Gのユーザーが実際にどれほどの情報をやりとりするかについての報告はまだ公表されていないが、通常のブラウザーやメール以外に、動画のようなリッチコンテンツやFacebookのような使用頻度の高いアプリが提供されるiPadは、AT&Tにとって文字通り「アキレス腱」となる可能性が高い。
アップルの「iPadの次の一手」は? 2010.05.27 これからはマルチスクリーンの時代になるという議論があって、まずはテレビ、パソコン、携帯電話の3スクリーン。これがどこまで増えるかで諸説あって、友人の神尾さん(ジャーナリストの神尾 寿氏)は7+1(n)スクリーンとおっしゃっています。要はスマートフォン的なサイズと、iPad的なサイズと、パソコンと、カーナビとかPND(ポータブルナビゲーションシステム)といった感じで。
iPad登場でKindleが売れなくなる本当の理由 2010.05.27 iPadが出てきて、本の価格を出版社が自由にしてもいいと言ったから、出版社がamazonに対して「本の価格を自由にさせてくれないとiPadに行くぞ」と脅した。そして結局アマゾンが折れて、本の値段が上がりました。
Flashに対応しないジョブズの真意 2010.05.27 ちゃんと自由に競争できるマーケットは用意するけれど、守ってもらうルールをちゃんと作るというのがアップルのやり方ですよね。その中に開発環境というのが入っていて、次のiPhoneとiPadに関しては、「アップルが使った開発環境を使ってください」ということなんです。
「自分の信じるベストを提示する」アップル 2010.05.27 アップルが全力を出して最高の携帯電話、人々を狂わせるような電話を作るとしたらどうなるかといったら、彼らはiPodで成功していますから、iPodジェネレーションの人達が受け入れられるような携帯電話を作るしかない。だからそこにフォーカスしてやる。日本のメーカーみたいに、ドコモ用に3機種、他用に3機種とか、そんなバラバラには作りません。