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Security脅威からいかに人を守るか

VPNからの手酷い裏切り

インターネットでパケット・データを送受信する際には、通信路の途中にある数多くの通信ノードがパケットを中継している。中継するには宛先がわかればいいので、パケットのヘッダだけ見ればいい。中身を見る必要はない。見る必要はないけれども、見ることはできるし、コピーを残しておくこともできる。VPNで送受されるパケットであっても、覗き見したりコピーしたりすることはできるが、認証と暗号化によりパケット中身のデジタル情報は第三者には解読できない。

2017.08.23

子供向けアプリにご用心、プライバシー保護違反でディズニーなど4社が提訴される

FTC(連邦取引委員会)は、13歳未満の子供をターゲットにしたオンライン・サービスでは、平易な文章で分かりやすいプライバシー・ポリシーの掲載を求めており、収集する情報の種類や、その情報が関連するサービスが何かを明記しなければならない。また、保護者の同意を得る方法の説明の記載も求めている。

2017.08.21

製造業のビジネスモデル変革も促す IoTデバイスのセキュリティ基盤

IoTの普及は、IoTデバイスを製造するメーカーにとってビジネスチャンスでもある半面、製品のセキュリティ対策を疎かにすると致命的なダメージを被るリスクがある。そうしたリスクを回避する方策として、「IoT機器の統合管理基盤 […]

欧州の太陽光発電システム構成要素に17個の脆弱性

電力供給網は、電力の需要と供給のバランスを保ちつつ、供給側の量をコントロールしているので、不意を突かれる形で供給量が急減すれば、大停電の原因となる。全体の発電量の中で太陽光発電の占める割合が増えれば、例えば、皆既日蝕によって太陽光が遮られることによる発電量の低下に対して、他の発電方式による発電量を増やすといった対策が必要だ。

2017.08.18

ネット恋愛のお相手は産業スパイ -SNSによる標的型攻撃、Mia Ash事件

あなたはある企業の幹部の独身男性。LinkedInで偶然知り合ったMia Ashという女性は、プロフィール写真を見ると29歳くらいの美女だ。ロンドン大学を出て、写真スタジオで働いていたフォトグラファーで、ロマンスの相手を […]

2017.08.14

管理しているIoTデバイスは正規のもの? 端末の「真正性」を確保する方法とは

IoTが本格普及する時代にデバイスメーカーは、出荷後もIoTデバイスを正しく安全に管理する必要に迫られる。その1つの解として、サイバートラストなど4社は各社の得意分野を集結して「IoT機器の統合管理基盤」を開発した。

2017.08.07

15時間で16%がすり抜けに成功も マルウェアを進化させるAI

古いテレビアニメ「鉄人28号」の主題歌に、「いいも悪いもリモコン次第」という一節がある。リモコンで遠隔操作されるロボットの鉄人は善悪の判断を自らは下さない。リモコンが悪者の手に渡れば、その能力を発揮して、器物損壊など違法 […]

2017.08.04

EyeLockがQualcomm Mobile Securityとライセンス契約を締結

虹彩識別認証ソリューションのリーダーであるEyeLock LLCは3日、Qualcomm Incorporatedの子会社Qualcomm Technologies, Inc.とQualcomm(R)Mobile Securityに関するライセンス契約を締結したと発表した。

IoTデバイス500億時代に自社製IoTデバイスを攻撃の牙から守れ

拡大するIoTデバイスのセキュリティリスクに対して、IoTデバイスの統合管理基盤を提供することでセキュリティ対策を施すソリューションが登場する。ソフトバンク・テクノロジーとその子会社のサイバートラスト、ミラクル・リナックス、さらに米ラムバスとが共同で構築を進めるIoTデバイス統合管理基盤がそれだ。

2017.07.27

すべてが“つながった”IoT時代のサイバー・セキュリティ

あらゆるものがネットワークにつながるIoTの時代。利便性が向上する一方で、サイバー空間の脅威が生活の中に侵入するリスクも高まります。IoTにおけるサイバー・セキュリティの現状と、セキュリティ対策への新たなアプローチについて、数々の業界団体でセキュリティ分野の要職を務めるファーウェイ セキュリティCTO トビアス・ゴンドロム(Tobias Gondrom)に聞きます。

2017.07.26

CyberTechで見つけたスタートアップ(4)機械学習で個人プロファイルを取得するバイオメトリック(生体認証)技術

今回紹介するのは、テクニオン工科大学のスピンオフとして2015年11月に創業したVerifyoo社(ベリファイユーと発音する)である。資本金は5億1500万ドル。Verifyooは既存のパスワードやトークンの代わりとして、生体認証技術に基づく直感的なソリューションを提案している。

2017.07.19

学びを共有し、本番インシデントに備える『Hardening 1010 Cash Flow』開催レポート -Softening Day-

競技日が終わってようやく、Hardening 1010 Cash Flowは折り返し地点。Hardening Dayで10時間の『衛る』競技を終えた後、仮想ハッカー集団“kuromame6”のメンバーたちを含む実行委員たちは、休む間も無く各チームの“評価者”となり、15チームの採点を行う。仮想購入者のクローラーの購買行動を読みながら、種々の販売用商品や集客用広告を仕入れることで伸ばす売上額、また今回は「キャッシュフロー」が大きなキーワードとなっており、資本の借り入れと返済などにも思考を割かなければならず、エンジニアリングに偏った対応では評価が低い。

2017.07.14