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ポイント・オブ・ノーリターン:プログラミング、AGI、アメリカ

オライリー・メディアのコンテンツ戦略担当バイスプレジデントを務めるマイク・ルキダスは、以前よりプログラミングの未来について文章を書いており、ワタシもそれをフォローしてきました。2019年5月には、プログラミング・ツールに関し、我々は未だ「パンチカード」を使っているようなものだと不満を表明した上で、「配管工」にたとえられる「ブルーカラー」のプログラマーにとってのプログラミングが、もっと視覚的なものになるべきと論じていますが、その背景には人工知能のコード作成機能がそうしたグラフィカル化を実現してくれるのではという期待がありました。

2025.03.26

朽ちる現代アート

モノを基盤とした表現は、必ず経年劣化の影響を受ける。しかし、こうした変化を単に劣化ととらえるのか、それとも作品が経由する必然的な過程として肯定的に評価するかは、論じる者の思想的、哲学的な立場と直結している。そして新興テクノロジーを多用する現代アートのかなりの部分は、こうした側面についてかなり無防御だという印象が否めないのである。

2025.03.24

知ることは、領ることである

世俗の雑事や巷間の騒擾から、ふと一時的に逃れたとき、あるいは夜が白む頃合いの瞑想のひととき、心おきなく友と書物を語らうとき、須臾の間の仕合わせを感じるとき。それを王者と呼ぶまでもなく、ひそやかに得心すること。これが私にとっての、知ることの意味である。

2025.03.21

リスクのある科学実験を社会の中で行うべきか

学習のかなりの部分は模倣から成り立っているというのも事実である。しかし、多くの分野では我々は未知の領域に突入しており、自らやってみなければ解決しない分野も増えつつある。実験をベースにした学習を推進するには、それを可能にする空間がどのように可能になるのか、横断的に研究するという視座が必要になってくるのである。

2025.03.19

機械のアニミズム

宮崎の倫理は、機械の製作に対しても当てはまる。人間は機械を自分の役に立てるという利己的な欲望によって生産する。それにもかかわらず、人間は機械に美しさや愛着を感じ、大事にしようとする。

2025.03.18

教育とは、「人類の未来を設計すること」である

筆者はよく「子供たちへのプログラミング教育に熱心ですね。お子さんが好きなんですね」と誤解されることが多い。 実際には基本的に子供は苦手だ。直接子供と話をするとあたまがクラクラするし疲れる。子供の相手はできるだけAIにやっ […]

2025.03.15

「感覚」はすべての学問の土台でなければならない

もし過去の豊かな五感経験が失われつつあるのだとしたら、逆に現代社会だからこそ生まれた新しい感覚というものもあるかもしれない。五感を通して見えてくるもの 、社会の変化やその中で紡ぎ出される人々の関係や生き方は、より一層複雑化する世界の中で、社会のあり方を考えるヒントを与えてくれるのではないだろうか。

2025.03.13

Vibeコーディングの時代 / コードを一切書かずにプログラミングする

vibe coding(バイブ・コーディング)という用語が初めて世間に広く認識されたのは、2025年2月のことだ。多くの業界関係者がAIによるコード生成の可能性に驚嘆する中、筆者が注目したのは、著名なAI研究者でありかつ […]

2025.03.12

分析のいきつくところ

分析とは「事物を部分に分かつこと」であり、不可視を可視化する一つの方法である、と同時に、優れた実験的方法の一つである。

2025.03.11

大阪で初心者AIハッカソン参加者募集開始!ゼロコード時代の最先端ハッカソン

本欄で取り上げ、あちこちから問い合わせをいただいている、初心者AIハッカソンだが、大阪大会の募集が開始された。 来月4月26日に梅田で開催する予定である。 今、AIハッカソンシーンは、ゼロコード化が急速に進行している。 […]

2025.03.08

AIを活用したイノベーションで、よりスマートで環境に優しいネットワークを構築

現在の通信規格は5Gから次の段階である5G-Advancedに急速に移行しています。これは単なるアップグレードではなく、画期的な進化です。5G-Advancedは、ネットワークのパフォーマンス、スケーラビリティ、エネルギー効率を向上させ、真に卓越したユーザーエクスペリエンスを提供します。5G-Advancedによりネットワークは飛躍を遂げますが、増加するネットワークの複雑さを管理し、5Gネットワークをコスト効率よく最適化するには、自動化だけでなく、AIを活用したソリューションが必要になります。

2025.03.07

SusHi Tech Squareで東京のもう1つの「未来」をのぞく
研究開発のネタをアート/デザインの現場から探る(No.9)

2025年1月18日(土)から2025年3月23日(日)まで、SusHi Tech Squareで開催されている展覧会が、「Alternative Living展」(オルタナティブ リビング展)です。タイトルに“Alternative”(=もう1つの、新しい主流になる)とある通り、今現在の私たちの暮らしとは少し離れた、異なる暮らしの形に出会える展覧会になっています。

2025.03.05