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インフラ

ファーストサーバ社データ消失事故の教訓(3)クラウド普及には格付けモデルによる品質の見える化が必要 -宮内 宏弁護士

クラウドサービスでインシデントが発生し、ユーザー企業が損害を受けた場合、その損害賠償額や賠償責任の有無などは、裁判において要素に基づいて判断される可能性が高いのだろうか。また、一方でユーザー企業側にも責任はあるという論調も少なくないなか、そのユーザー側の責任とはどのようなもの、どの程度のものなのだろうか。今回の事件の行方とともに、クラウドリスクを業界全体でどのように考えて行くべきなのか、弁護士の宮内宏氏にお話を伺った。氏はもともとエンジニア出身で、大手電機メーカーの研究所で情報セキュリティに関する研究とシステム開発に従事した経験を持つほか、「内閣官房 社会保障・税に関わる番号制度 情報保護評価サブワーキンググループ」も委員を務めるなど、情報セキュリティと法律が接する領域におけるエキスパートである。

2012.08.20

[2012年第31週]ソフトバンク決算、通信トラブル続発、らくらくスマートフォンに講座

7月から8月へと月が変わったこの週、大手3社の最後となったソフトバンクの決算発表があり、増収増益の好調ぶりをアピール。NTTドコモは前週に続き、通信にトラブルがあり一時的に通話やデータ通信が利用しにくい状況になった。スマートフォンの利用者層を拡大に期待される「らくらくスマートフォン」が8月1日に発売、シニア向けの専門の講座が開講されている。

2012.08.06

緊急特集:ファーストサーバ社データ消失事故の教訓(2)クラウド技術は全体最適の視点がないと難しい -ITアーキテクト・鈴木 雄介氏

今回のデータ消失事故によって、事業の根幹に係わるダメージを受けた企業も少なくない。クラウドや仮想化技術のメリットが強調される一方で、それらの技術が持つ難しさが無視されがちだ。一体、企業はこれらの技術に対してどのように向かい合うべきなのか。

2012.07.24

テキストメッセージで給水ポンプ故障を監視

英ケンブリッジ大学のチームがモバイル技術を利用してアフリカ農村部の水供給システムの改善を図っている。

2012.07.19

[2012年第28週]九州の大雨の影響、エリア拡大の施策、ドコモが海外連携

前週に続き、九州地方を中心として記録的な大雨が生活に影響を及ぼしている。通信サービスにも影響があり、各社は災害用伝言板の運用などの対策に乗り出している。この週は、エリア整備の話題が集中して発表されている。つながるところが増えることは、ライフラインの確保の面でも望ましいこと。逆に、平時だけでなく災害時なども含めた携帯電話網への依存が強くなっていくことも示している。

2012.07.17

オリンピックだからWi-Fi頑張ってみる。でも多分ダメ

落ちぶれた大国イギリスも一応情報通信ハイウェイに乗りまくっております

2012.07.13

ファーストサーバ社データ消失事故の教訓(1)クラウドだから新しいリスクが生まれたわけではない -葛山 弘輝弁護士

ファーストサーバも親会社であるヤフーとともに、一定の賠償に応じるとのメッセージを発しているが、すべての被害者がそれに応じるとは限らず、最終的に法廷で争う事態は避けられないと考えられる。そこでまずは、今回の件を法律家の立場から見るとどのような問題があり、または問題とは言えないのかを弁護士の葛山弘輝氏(ひかり総合法律事務所)にうかがった。

2012.07.11

[INTEROP TOKYO 2012]クラウド・OpenFlowで元気を取り戻した今年のInterop

今年のInteropについて、社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)インターネット推進部部長の前村昌紀氏にうかがった。

2012.06.22

山陽新幹線の福山駅~三原駅間トンネル内が携帯電話のエリアに

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルは2012年6月15日、山陽新幹線のトンネル内の携帯電話サービスエリア拡大を発表した。6月26日始発列車から、福山駅と三原駅の間のトンネル内で携帯電話サービスを開始する。

2012.06.15

LTEによるIPv6接続

IIJでは2012年5月よりLTEによるIPv6接続を開始し、LTEに対応した端末ではIPv6インターネット接続をご利用いただけるようになりました。ここでは、IPv6の接続方式やセキュリティについての考察を簡単に紹介します。

2012.06.08

IPv6技術とフレッツにおけるIPv6接続

IPv6ネットワークの特徴と、フレッツにおける接続について、IIJの「最新の技術動向」より紹介。

2012.06.06

シングテルの3G通信障害に罰金40万ドル

シングテル・モバイルで昨年9月に発生した通信途絶に対して規制当局であるIDAが40万シンガポールドル(1ドル=60.4円換算では約2,416万円)の罰金を課した。昨年5月にライバルのM1に課せられた30万ドルを抜いて歴代1位の罰金額になった。