草木の命が日々太陽や雨や風などに出会い、新たな姿へ変化することが「和」なのです 2022.03.07 第三回となる今回は、室町時代後期以降、常にいけばな界の中心的な役割を担い続けてきた池坊の次期家元・池坊専好先生に、枯枝さえもみずみずしい若葉や色鮮やかな花と同じ草木の命の姿と捉え、美を見出し、新たな姿へ変化させる「和」の心の真髄についてうかがいます。
能を育んだ室町文化で日本は再生できる 2022.02.14 観世寿夫記念法政大学能楽賞・安宅賞を受賞された能楽師・鵜澤久先生に、能を育んだ室町文化の特質や、これまでの舞台でのご経験や、お稽古を通じてお弟子さんに伝えられてきた「教養」としての古典芸能の世界についてうかがいます。
日本の茶文化にみる身体知 2022.01.14 1月28日(金)の新教養主義宣言は、日本の千利休研究の第一人者、静岡文化芸術大学・前学長で現在はMIHO MUSEUM館長の熊倉功夫氏をお招きし、以下の質問にお答えいただく、という形式で進めます。聞き手は同志社大学社会学部メディア学科教授・佐伯順子氏です。
17)「インド家庭料理」を身に付けるために必要なことは何か? 2019.06.28 この連載で紹介しているインドカレーは「インド家庭料理」である。断じて宮廷料理などではないし、ホテルの料理でもないのだ。その辺りについて、師匠のメヘラ・ハリオム氏が自身のブログで明解に語っているので、引用しておこう。 一口 […]