アップルiPhone4のアンテナ問題は、センセーショナルに騒がれた挙句「ケースを無償配布」ということで日本でも決着しつつあるが、厳密に技術的には何がどう問題だったのだろうか。米国のアンテナ専門技術コンサルタント、Spencer Webb(AntennaSys Inc.)氏の実験と解説をもとに、簡単にまとめてみよう。
2010.07.30
米ルックアウト(Lookout)社が進めている「アップ・ゲノム・プロジェクト」は、iPhoneやAndroidの大量のアプリケーションを調査し、セキュリティ上の課題を明らかにするものだ。調査対象としている30万本のうちすでに10万本の「ゲノム解読」が終わっており、数多くの情報漏えいにつながる「バグ」が発見されている。
欧州の携帯電話キャリアは、国内はむろんのこと欧州にもとどまらず、中東やインド、アフリカの携帯電話キャリアを含む全世界の市場をターゲットにしている。その結果、主要各キャリアの加入者数は中国には及ばないものの、米国・日本のキャリアをはるかに超えた規模となっている。
2010.07.29
UAEの電気通信規制局(TRA)が、BlackBerryのデータ通信が違法だとの見解を明らかにした。UAEでBlackBerryサービスを提供しているEtisalat社は、かつて、ネットワークのアップグレードとしてユーザーのBlackberyにスパイウェアを送りこんだことがある。
インドで携帯通信事業に新たに参入したリライアンス・インダストリーズは、これまでTD-LTEを選定するとみられていたが、ここにきてWiMAXの採用を検討しているという。
2010.07.28
先月、サンフランシスコ市では携帯電話機を販売する場合に機種ごとにSAR(比吸収率)の表示を義務付ける条例が可決されたが、ワイヤレス業界団体CTIAは「この条例はFCCの標準に反している」として施行差し止めを狙いとした訴訟を起こした。
2010.07.26
ルクセンブルクのSkype Technologiesは、現地時間の2010年7月21日にiPhone向けのSkypeアプリの最新版を公開したと発表した。同時に、5月30日に発表した3Gデータ通信によるSkype通話に課金する計画を変更することも明らかにした。Wi-Fi通信だけでなく、3Gデータ通信回線を経由したSkype通話も、無料のままで使えるようになる。
2010.07.23
欧州は世界の人口の約10%を占める巨大な市場であり、言葉、文化、宗教の異なる42カ国から構成される地域である。このような数多くの国から構成される欧州は、陸続きで移動が容易でありながら制度が国ごとに異なり、携帯キャリアも国ごとに別々に存在するという、北米やアジア市場とは異なった特徴が存在する。欧州編第一回では、欧州市場の概要と、欧州を理解する上で重要なEUの役割を説明する。
2010.07.22
カリフォルニア州Palo Altoにあるフリップボード社は、TwitterやFacebookをiPadでクールに閲覧できるアプリケーション「Flipboard」を発表した。Facebook、Twitterのアップデートされた内容や、スポーツ、ニュース、テクノロジー、ファッションなどの情報を取り込んだ、利用者専用の雑誌が自動的に編集されるという感覚だ。また同社は、KPCBなどのベンチャーキャピタルから1050万ドルの資金調達を行ったことも発表している。