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ソフトバンク、携帯電話契約の増加などで増収増益

2010.04.28

Updated by WirelessWire News編集部 on April 28, 2010, 11:30 am JST

平成22年3月期 決算短信(PDF形式)
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ソフトバンクは4月27日、平成22年3月期(2009年4月〜2010年3月)の決算を発表した。前期比の連結の営業成績では、売上高は3.4%増、営業利益は29.7%増と増収増益を達成した。

売上高は2兆7634億600万円(前期比3.4%増)、営業利益は4658億7100万円(同29.7%増)となった。経常利益は3409億9700万円(同51.1%)、当期純利益は967億1600万円(同124.0%増)だった。営業利益はソフトバンクの創業以来の最高益となり、創業以来の最高益を5期連続で更新した。

今期の増収増益は、移動体通信事業で携帯電話契約数が増加したことで収益が拡大した結果としている。移動体通信事業の売上高は、連結売上高の903億7000万円の増加を大きく上回る1385億5500万円の増加で、これが全体の増収をもたらした。一方で、ブロードバンド・インフラ事業の売上高は、ADSL課金回線数が減少したことなどから317億7100万円の大幅減少となった。

平成23年3月期の連結業績としては、営業利益を7.3%増の5000億円と予想している。なお、ソフトバンクの平成22年3月期の営業利益である4658億7100万円は、KDDIが4月23日に発表した2010年3月期の連結営業利益である4438億6200万円を上回った。売上高はソフトバンクの2兆7634億600万円に対して、KDDIは3兆4421億4700万円。

【報道発表資料】
平成22年3月期 決算短信(PDF)
【参考資料】
2010年3月期決算詳細資料(PDF)

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