WirelessWire News Technology to implement the future

by Category

5月28日のiPad発売に向け国内でも予約受付を開始、週末から週明けにかけて情報の混乱も

2010.05.10

Updated by WirelessWire News編集部 on May 10, 2010, 13:00 pm JST

アップル - iPad
201005101300-1.jpg

米アップルのiPadが5月28日に国内でも発売されることになった。米アップルが現地時間の5月7日、日英独仏など米国外の9カ国でiPadを5月28日に発売することをアナウンスした。これらの国では5月10日からアップルのオンラインストアでiPadの予約を受け付けを始めた。

この発表を受けて、家電量販店のビックカメラグループは5月10日から予約受付を開始することをアナウンスするなど、国内でも正式な発売のアナウンスと価格などが順次明らかになっていった。

ソフトバンクモバイルは5月8日、iPadの先行予約受付を5月10日の10時に開始することを発表した。販売するのはiPadのWi-Fiモデルと、Wi-Fi+3Gモデルの双方である。この時点の発表文でソフトバンクモバイルは、5月10日から限定したソフトバンクショップや家電量販店のアップルコーナーで予約が始まることを記載した。それ以外にも、Apple直営店での予約や、AppleオンラインストアではWi-Fiモデルのみが予約できることも併記している。

ソフトバンクモバイルにおける価格は、iPad Wi-Fi+3Gの16GBモデルでデータ定額プランの場合が一括で5万8320円、プリペイドプランの場合が一括で6万1800円、iPad Wi-Fiの16GBモデルが4万8800円などとなっている。それぞれ24回の分割支払いのプランも用意されており、iPad Wi-Fi+3Gの16GBモデルでデータ定額プランの場合は月額2430円、プリペイドプランの場合は月額2760円、iPad Wi-Fiの16GBモデルは2220円である。

ソフトバンクモバイルは、iPadで同社の3G通信を利用するための料金プランを3通り用意した。「(iPad専用)データ定額プラン」は、容量無制限の国内3Gデータ通信とソフトバンクWi-Fiスポットの利用を含め、iPad向け月月割適用後で月額2910円となる。30日間利用可能なプリペイドプランには2種類を用意した。上限1GBの国内3Gデータ通信とソフトバンクWi-Fiスポットの利用が可能な「(iPad専用)プリペイドプラン(1GB)」がチャージあたり4410円、上限100MBの国内3Gデータ通信とソフトバンクWi-Fiスポットの利用が可能な「(iPad専用)プリペイドプラン(100MB)」がチャージあたり1510円。100MBタイプは7月1日から提供する。

週が明けた5月10日未明、アップルはアップルストアでのiPadの予約販売を開始した。価格はiPad Wi-Fi+3Gの16GBモデルが6万1800円から、iPad Wi-Fiの16GBモデルが4万8800円などとなっている。5月8日にソフトバンクモバイルが発表した際は、これらが6万1920円、4万8960円となっていたが、5月10日にはアップルストアの価格と同じになる料金改定がアナウンスされている。

現時点で編集部が確認できた情報によると、ソフトバンクモバイル経由で販売されるiPad Wi-Fi+3Gモデルは、ソフトバンクモバイルのSIMだけでしか利用できないSIMロックが掛かっている。その一方で、アップルストアのFAQには、国外で利用する際には「現地の通信事業者からmicro-SIMカードとサービスを購入してください」との記載があるため、SIMロックフリー版も提供される可能性がある。この件に関しては現在アップルに確認を求めており、詳細が判明次第続報でお伝えする。

【報道発表資料など】
iPad、5月28日に米国外の9カ国でも発売開始(アップルの発表)
日本ではソフトバンクモバイルが5月28日よりiPadを提供 (ソフトバンクモバイルの発表)
アップルストア

WirelessWire Weekly

おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)

登録はこちら