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米モトローラも「独自OSの道」を模索か - Androidとの棲み分けが焦点に

2010.05.06

Updated by WirelessWire News編集部 on May 6, 2010, 10:42 am JST

米モトローラ(Motorola)が自社携帯端末に独自OSを採用する可能性が一部で浮上している。同社はグーグル(Google)のAndroid OSを採用した「Droid」をいち早く発売するなど、長く続いていたシェアの低下をオープンなOSの導入によって食い止めている格好だが、いっぽうで「Androidのみでは独自性を出すことが難しい」との課題も抱えている。

その解決策というわけでもなかろうが、「Android and Me」というブログによれば、モトローラは先頃、カリフォルニアにあるAzingoという会社を買収し、同社が開発するLinuxベースの「Azingo Mobile 2.0」を手に入れたという。同社が今後、このAzingo Mobileを自社OSとして打ち立てるのか、それともAndroidに同社が被せたユーザインタフェースである「Motoblur」に統合していくのか現段階では分からない。

ただし、モトローラ共同CEOのSanjay Jha氏も独自OSの重要性について語っていたというから、同社が独自OSの周りにアプリケーション開発会社やサービス提供会社を集めて、本気でモトローラ陣営を築くつもりがあるのかが注目される。

携帯端末用の独自OSといえば、台湾最大の携帯電話メーカーHTCが、グーグル(Google)やマイクロソフト(Microsoft)への依存を軽減する意味も含めて、自社製端末に独自のオペレーティングシステム(OS)を搭載することを検討していると4月中旬に報じられていた。

【参照情報】
Motorola hints at owning mobile OS, acquires Azingo (Android and Me)
HTC, Said to Be Possible Bidder for Palm, Studying Own Smartphone Software (Bloomberg)
モトローラがAndroid携帯発表 - MOTOBLURで差別化図る(マイコミジャーナル)

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